【帚木172-2】「後見る」という言葉の意味☆ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木172-2】「後見る」という言葉の意味☆

勉強がんばってますかラブラブあいです。

 

この【イラスト解釈】は、文法や解釈、古典常識などを解説しています。

【イラスト訳】から6時間ぐらい空けて読んでね♪


↓今日の源氏物語はコレ↓

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「…後れたる筋の心をも、なほ口惜しくは見えじと思ひはげみつつ、とにかくにつけて、ものまめやかに後見、…」

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【源氏物語~これまでのあらすじ】

桐壺帝の御子である光源氏は、臣下に降格してからも継母である藤壺宮を忘れられないでいました。五月雨が続くある夜、宮中の宿直所で、光源氏は義兄で親友の頭中将と、女性論の話になり、そこに友人の左馬頭、藤式部丞が加わって、さらに話は盛り上がります(雨夜の品定め)。左馬頭が具体的な女性体験談を語り出します。たいしたこともない容貌の女性が、すごく嫉妬深い女だったのですが…。

今日は、「後見」の解釈☆

ではいってみよ~~っと♪

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後見(うしろみ)」という単語を覚えていますか?

古文、特に源氏物語では、最も押さえておいてほしい古文常識の1つでしたよね♪

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今回は、「後見」という形ですが、

あとに読点(、)がついていることから、

動詞連用中止法と考えられます!

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【後見(うしろみ)】

後ろ盾となって面倒をみる、後見する、世話をする

(※『全訳古語例解辞典』小学館 より)


 

基本的には、現代の「後見(こうけん)」と同じく、

後ろ盾となる、という意味なんですが、


 

今回のように、奥さんがダンナ様の世話をする時にも、

よ~く用いられるんですよ♪

(o^-')b

 

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もちろん、お世話をするんですから、

子どもを養育する場合にも用いられます☆


 

その場その場に応じて、訳出の言葉を変えていけるようにしたいものですね♪

 

(o^-')b

 

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あいでした音譜