【帚木147-2】マニュアルに頼りすぎの失敗
勉強がんばってますか~?あいです
この【イラスト解釈】は、【イラスト訳】を見てから6時間ぐらい空けて読むと、長期記憶につながります。
休憩時間などにお読みくださいね♪
↓今日の源氏物語はコレ↓
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「…時につけつつさまを変へて、今めかしきに目移りてをかしきもあり。…」
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【源氏物語~これまでのあらすじ】
桐壺帝の御子である光源氏は、臣下に降格してからも継母である藤壺宮を忘れられないでいました。ある五月雨の降る夏の夜、宮中の宿直所で、光源氏は頭中将(源氏の義兄)と、女性論の話になり、そこに友人の左馬頭、藤式部丞が加わって、さらに話は盛り上がります。「品定め」とは、身分を定めるという意味。女の身分が3つに分けられ、左馬頭が具体的な女性論を、たとえを出して説明していきます。
今日は、「さまを変ふ」の意☆
では行ってみよぉ~♪
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「時につけつつさまを変へて」の意味として最も適当なものを、次の中から選べ。
1.時期を見ながら、元服の儀を迎える手配を整えていくこと
2.時代に応じた様相を考えて、出家するかどうか決めること
3.その場限りの状況を考えて、行動を変えていくということ
4.その時節に応じて恰好を変えて、洒落た身なりにすること
5.臨機応変に趣向を変えて、斬新なデザインのものにすること
「さまを変ふ」…ああ、出家ワードね!
じゃあ、1と2にしぼって…
(((( ;°Д°))))!
単語帳で重要古語だけを入れていって、
古文は単語・文法の知識だけでおK~!
…と思ってる人のミスのしかたです><;
あなたはこういう間違いをしたことはありませんか~?
(;´▽`A``
センター試験は基礎的な知識で十分!とよく言われますが、
上のようなヒッカケ問題が出ることも、けっこうあります。
【さま(を)変ふ】
①様子を変える
②姿を変える(元服・出家など)
「特に、②の意味が入試頻出ですよ~!」
↑
このように参考書などに書いてあるので、
②の意味のみをチェックしてしまいます;
で、上のような選択肢が出てきたとき、
どうしても、入試頻出の「元服・出家」の意味を捨てられないんですね^^;
たとえ、文脈とズレてるような気がしたとしても、
自分の古文解釈に自信がないため、
単に自分の読解ミスだと思い、
解釈のほうを、強引に変えていく…
(°Д°;≡°Д°;)
もし、模試などで(ダジャレじゃないぉ;)
このようなミスの傾向があるならば、
重要古語マニュアルに頼りすぎではないかと思います!
あなたのミスした理由を、自分自身で見極めることが、
次に同じ間違いをしないという力につながっていくんですよ♪
正解は……5
(o^-')b
将来の価値を信じて、
がんばっていきましょう♪