【帚木67-①】いかで、はたかかりけむと、…
【古文】
「…いかで、はたかかりけむと、思ふより違へることなむ、あやしく心とまるわざなる。…」
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いかで、はた かかりけむと、
訳)どうして、まぁ、こうだったのだろうと、
思ふより違へることなむ、
訳)思うのと違っていることこそ、
心とまる わざなる。
訳)心が惹かれる ものである。
【古文】
「…いかで、はた かかりけむと、思ふより違へることなむ、あやしく 心とまる わざなる。…」
【訳】
「…どうして、まぁ、こうだったのだろうと、思うのと違っていることこそ、不思議に 心が惹かれる ものである。…」
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■【いかで】
■【はた】
■【かかり(ラ変)】
■【けむ(連体形)】
■【より(規準)】
■【違へ(違ふ→たがふ)】
■【る(り)】
■【なむ(係助詞)】
■【あやし】
■【心とまる】
■【わざ】
■【なる(なり)】
☆重要古語一覧 ☆
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