【帚木25-②】古文常識~「二の町」とは?
おはようございますあいです。
頭が悪いことを言い訳に、勉強しないのはNGです。
くり返し思い返せば、必ず憶えられるものですよ!
さあ!今日もがんばって、空いた時間一緒に勉強しましょうね♪
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【今日の源氏物語】
深くとり置きたまふべかめれば、二の町の心安きなるべし。
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【源氏物語~これまでのあらすじ】
最愛の桐壺更衣を亡くした桐壺帝は、亡き更衣に生きうつしの藤壺宮を入内させます。更衣の忘れ形見である光源氏は、元服し左大臣の娘(葵)と結婚するも、藤壺宮への想いは募るばかりでした。長く雨の続いた時節、帝の物忌みのため、臣下である光源氏も宮中に泊まり込み、左大臣の息子たちも、彼の宿直所に常駐していました。頭中将は、厨子の上に置かれた手紙類を見つけ、中身を見たがります。
今回は、「二の町」についてです♪
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「二の町」☆
あんまり出てこない古語ですねー^^;
受験生の重要古語ではないので、
おそらく、センター試験等の基本的な古文問題では、
「二の町=二流」として、注釈になる場合が多いですが、
深くとり置きたまふべかめれば、二の町の心安きなるべし。
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今回のような、文脈判断できる場合は、
選択肢問題として出題される可能性も考えられます!
。(;°皿°)
深くとり置きたまふべかめれば、二の町の心安きなるべし。
(やんごとなき一途な手紙は、)
奥深く取り置いているはずのようなので、
これは( )の、気安い手紙であるのだろう。
「二の町」の内容を明らかにして、解釈せよ。
という、文脈判断を要求する問題です。
■直前の順接部分に着目→根拠を知る
■「心安き」の意味を押さえる→並立内容を知る
厨子の上にある手紙は、
1.第二級品の粗悪なもののようだ。
2.ことさらに安心できる手紙であるはずだ。
3.二条の町の気安い人からの手紙であるはずだ。
4.二流どころの見られても心配ないものだろう。
5.下品な、安っぽいものだろう。
さあ!
古文の該当箇所と、選択肢の一語一語を照らし合わせてみてください。
どれが正しいと思いますか??
いや決してアテモノではないですよー(汗;
■「二の町」の意味
■「心安し」の意味
■直前とのつながり(根拠)
より適切なものを、選べる目を、養ってくださいね♪
(o^-')b
あいでした