【桐壺219-①】御禄の物、主上の命婦取りて賜ふ。
【古文】
御禄の物、主上の命婦取りて賜ふ。白き大袿に御衣一領、例のことなり。
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御禄の物、
訳)ご俸禄の品物を、
主上の命婦取りて賜ふ。
訳)帝付きの命婦が受け取ってお下しになる。
白き大袿に御衣一領、
訳)白い大袿にご衣装一着、
例のことなり。
訳)いつものとおりである。
【古文】御禄の物、主上の命婦取りて賜ふ。白き大袿に御衣一領、例のことなり。
【訳】
ご俸禄の品物を、帝付きの命婦が受け取ってお下しになる。白い大袿にご衣装一着、いつものとおりである。
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■【御禄(おんろく)】
■【禄(ろく)】
■【主上(うへ・しゅしゃう)】
■【命婦(みょうぶ)】
■【賜ふ(たまふ)】
■【大袿(おほうちき)】
■【御衣(おんぞ)】
■【一領(りゃう)】
■【例の(れいの)】
■【なり】
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