【桐壺218-①】御前より、内侍、宣旨うけたまはり伝へて…
【古文】
御前より、内侍、宣旨うけたまはり伝へて、大臣参りたまふべき召しあれば、参りたまふ。
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御前より、内侍、
訳)帝から、取り次ぎ女官の掌侍が、
宣旨 うけたまはり伝へて、
訳)帝のご命令を承り伝えて、
大臣 参りたまふべき 召しあれば、
訳)左大臣に(御前に)参上なさるようにとのお呼びがあるので、
参りたまふ。
訳)参上なさる。
【古文】御前より、内侍、宣旨 うけたまはり伝へて、大臣 参りたまふべき 召しあれば、参りたまふ。
【訳】
帝から、取り次ぎ女官の掌侍が、帝のご命令を承り伝えて、左大臣に(御前に)参上なさるようにとのお呼びがあるので、参上なさる。
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■【御前(おまへ・ごぜん)】
■【より】
■【内侍(ないし)】
※「掌侍(ないしのじょう)」
■【宣旨(せんじ)】
■【うけたまはる(承る)】
■【大臣(おとど)】
■【参る(まゐる)】
■【たまふ】
■【べき(べし)】
■【召し】
■【已然形+ば】
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