【桐壺45-①】御使の行き交ふほどもなきに、…
【原文】
御使の行き交ふほどもなきに、なほ いぶせさを限りなくのたまはせつるを、
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御使の行き交ふほどもなきに、
訳)勅使が行き来する間もないうちに、
なほ いぶせさを限りなくのたまはせつるを、
訳)それでもやはり 気がかりなお気持ちをこの上なくおっしゃっていらしたのだが、
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【原文】
御使の行き交ふほどもなきに、なほ いぶせさを限りなくのたまはせつるを、
【口語訳】
勅使が行き来する間もないうちに、それでもやはり 気がかりなお気持ちをこの上なくおっしゃっていらしたのだが、
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
桐壺更衣が、宮中を退出したのちも、
更衣のことが、心配で心配でたまらない帝…
御使いの人も、大変だったでしょうね…
そんなこんなを想像しながら…
今宵はお眠りなさいませ
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■ 【使(つかひ)】
■ 【ほど】
■ 【なほ】
■ 【いぶせし】
■ 【のたまはす】
■ 【つる(つ)】
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