【桐壺13-①】いつしかと心もとながらせたまひて、…
【原文】
いつしかと心もとながらせたまひて、急ぎ参らせて御覧ずるに、めづらかなる 稚児の御容貌なり。
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いつしかと心もとながらせたまひて、
訳)(帝は)早く早くとじれったくお思いになって、
急ぎ参らせて御覧ずるに、
訳)急いで(その子を宮中に)参内させて御覧になると、
めづらかなる 稚児の御容貌なり。
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【原文】
いつしかと心もとながらせたまひて、急ぎ参らせて御覧ずるに、めづらかなる 稚児(ちご)の御容貌(おほんかたち)なり。
(口語訳)
(帝は)早く早くとじれったくお思いになって、急いで(その子を宮中に)参内させて御覧になると、たぐいまれな 赤子のお顔だちである。
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桐壺帝ったら、ほんとに嬉しかったんでしょうね♪
「いつしかと心もとなが」りなさってる、帝の気持ちを想像しつつ、
今宵はお眠りくださいませ
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【今回の重要古語】
■ いつしか
■ 心もとなし
■ せたまふ
■ 参る
■ 御覧ず
■ めづらかなり
■ 稚児(ちご)
■ 容貌(かたち)
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おやすみなさい