【桐壺4-③】文法も丸暗記
おかえりなさい あいです。
さあ!今日も、最後まで頑張ってみましょうo(^▽^)o
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【今日の重要古語】
■ 宮仕え
■ にや
■ あつし
■ けむ
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今日は、「にや」という言葉が出てきましたので、少し文法的に
補足したいと思います。
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古文では、「にや」は、しょっちゅう出てきます。
断定の助動詞「なり」の連用形 【に】
+
疑問・反語をあらわす係助詞 【や】
「に」には、他にも同じ形の助動詞や助詞がいっぱいあるのに、
なんでこの場合は【断定】の助動詞になるのでしょうか…?
「や」には、【反語】の意味もあるのに、なんでこの場合は【疑問】に
訳出するのでしょうか…??
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文法事項をパーフェクトに理解していれば、たやすく理解できることですが、古文初心者のあなたに、1から教えようとするから、古文の苦手意識が強くなるんですよね!(´Д`;)
なので。
「にや」=【・・・であろうか?】
これを、丸暗記してください!!
「にや」の「に」は、断定の助動詞「なり」の連用形☆
「にや」の「や」は、疑問の係助詞「や」☆
これも、丸暗記してください♪
しょっちゅう出てくる複合語なので、出てくるたびに、
「にや」=【・・・であろうか?】
「にや」の「に」は、断定の助動詞「なり」の連用形☆
「にや」の「や」は、疑問の係助詞「や」☆
この3つを、頭のなかで唱えてくださいね(b^-゜)
「にや」の後に、「あらむ」「ありけむ」等があってもなくても…
(※古文では、「ありけむ」が省略される場合も、多々あります;;)
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【今回の重要古語の答え合わせ】
■ 宮仕え…宮中で帝にお仕えすること
■ にや…~であろうか
■ あつし…病気が重くなる状態
■ けむ…過去の原因推量
【原文】
朝夕 の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふ積もり
にやありけむ、いと篤しくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、
⇒重要古語一覧
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それでは。おつかれさまでした
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