去年の11月か12月頃に本や小説を7冊買い、師走の忙しさから全く手を付けていなかったのですが、やっと読み始めました
小説をまず最初に読破しているのですが、ドラマにもされている「不毛地帯」
小説は全5巻でして1冊がかなり読みごたえのある量で、ゆえに、こりゃだいぶ時間がかかる
山崎豊子さんの本は「白い巨塔」「沈まぬ太陽」など映画やドラマにもなり、たぶん私が生まれる前から違う俳優さんが演じて映画などにもなっていますね。
今2巻を読んでいる途中なのですが、かなり膨大な取材などをされているような緻密な感じを印象に受けます。
ドラマはだいぶ端折ってる。
この本に興味があったのでちょっと調べてみると、壹岐 正のモデルは実在した経済界の大物「故瀬島 龍三」さんという方だと知りました。
が、山崎 豊子さんは瀬島さんが亡くなった時にコメントされているようで、当時100時間に及ぶ取材の中で経歴は小説そのままだがモデル
主にシベリア抑留でのソ連との取引の事など、瀬島さん自身の黒い噂などは言及されていなく(ていうか絶対
ダグラス・グラマン
こんな事普通に知られている事なのでしょうが、山崎 豊子さんはフィクションに限りなく近いノンフィクションを書かれる方と知らず、でもドラマを見ていると実在する物などの名前が「あ~、アレなのかな」って感じで、私は勝手な憶測をしてしまったりだとかして・・・
それで、この本に書いてある事件だとかに興味を持ちました。
でもあくまでこれは小説なのでそう思って読んでいるのですが、小説を読んでいて主人公の経歴をそのまま持つ、故瀬島 龍三さんと言う人にとても興味を持ちました。
中曽根元首相の時には(その前後もでしょうが)政界のフィクサーとも言われていたとか、陸軍大学校から防衛庁での作戦参謀というあれだけのエリートが、商社という畑違いで成功しているというのもかなり興味があります。
しかし実際、瀬島 龍三さん自身が書いた本もあることはあるんですが「たぶんそれ読んでもな~」とか思い、瀬島さんについての本は多数あるので、今度探して読んでみたいと思いました。