グラストンベリー・トール

「気になることには意味がある(15)」でイギリスの「グラストンベリー・トール」に触れましたが、その詳細です。参考書籍は「あなたの自宅をパワースポットにする方法:秋山眞人・布施泰和」です。

(神託カード)
源

≪渦巻きはパワースポットのシンボル≫

「レイラインと地球のチャクラ~グラストンベリー」より拝借
グラストンベリー04

(布施)
ちょうど私は、イギリスのレイラインについて調べているんです。陰と陽の渦巻き、あるいは蛇行して流れる川のようなエネルギーがイギリスのダウザーによって確認されているのですが、特にグラストンベリー・トールという巨大な加工丘の頂上付近でその二つのエネルギーが合体していると彼らは言うわけです。そして、この巨大丘は七層になった階段構造、もしくは渦巻き構造のようになっているというのです。秋山さんはどう思いましたか。

釧路湿原を流れる釧路川
釧路川

指紋

(秋山)
グラストンベリー・トールってね、アーサー王の指紋の形だという説もあるんですよ。

(布施) えっ!そうなんですか?

(秋山)
で、陰と陽がこう見事に交わっている指紋があるんです。基本的には全部の指が渦巻き紋という人は、究極の霊能者の証明でもあるんですね出口王仁三郎は全部渦巻きで、かつ、全部真ん中にイボがあったと言われています。

その能力者の中に多い渦巻き紋の中にも、ぐるぐると巻いている指紋と、二つの渦巻きが陰陽和合のように重なっているものとがあるんです。その後者が、非常に重要な聖なるシンボルなんです。ですから、アーサー王の指紋であったかどうかは別にして、あの丘を加工した人は、その聖なるシンボルの意味を知っていたのではないかと思うのです。

グラストンベリー03

(布施)
陰と陽が交わる指紋があって、それが特殊な力と結びついている、ということですか。大地にはエネルギーの指紋のようなものがあって、それがシンボルにもなっている、と。

【諏訪大社】 謎のミシャグジ神(3/19)より
湖南市02

岡山・出雲・鳥取の旅(9)より
出雲大社-06

(秋山)
そうです。そのシンボルは二匹の蛇としてもよく描かれています。本来は二匹のメスと一匹のオスが絡みあっているものだったと聞いたこともあります。一般的に知られているのは、二匹の蛇が絡み合っているものです。その交わっている姿を立体的に描けば注連縄になるし、断面を描けばグラストンベリー・トールを上から見たような模様になるのです。いろんなもののシンボルが複合されているんですよ。陰陽を抱き合う蛇とか、アーサー王の指紋とか。

ヘルメースが持つ「二匹の蛇が巻き付いている杖」
ヘルメス

(布施)
それは、二つのエネルギーを合わせることで、よりパワーアップするものがあるということですか。

(秋山)
父親を表す左手の親指と、母親を表す右手の親指との指紋を合わせるんです。すると、新しいエネルギーができるのです。

鳴門海峡の渦潮
鳴門

(布施)新しいエネルギーができる?

(秋山)
ええ。天と地の合体でもあるんです。グラストンベリー・トールはおもしろい構造になっていますよね。

(布施)
そうすると、それぞれの大地の陰と陽のエネルギーを、グラストンベリー・トールの渦巻きの中に組み入れて誘導して、あの丘を造ったのでしょうか。それとも、元々ある自然の山に二つのエネルギーが通っていたから聖地となったのでしょうか。

(秋山)
日本もイギリスも同じなのですが、自然の山を加工して、ああいう形にしたのだと思います。ピラミッド化する、パワースポット化するために、日本では静岡県藤枝市のビク石(標高524m)がそういう構造になっている巨石の山です。グラストンベリー・トールも土を削ると巨石が出てくるかもしれないと思っています。(転載終了)

びく石中級コース(藤枝市HPより)
びく石