北斎01
北斎05

今晩10時からNHK総合で「ロスト北斎」という番組が放送されます。是非ごらんください。

番組ホームページより
北斎02

日本が世界に誇る天才浮世絵師・葛飾北斎。最晩年に描いた「幻の傑作」を蘇らせる画期的なプロジェクトが進行中だ。

作品は幅3メートル近い極彩色の巨大絵だったが、関東大震災で焼失。残されているのは明治時代に撮影された白黒写真のみ。

その画像を最先端技術を駆使して分析、さらに伝統的な修復技術も用いて復元する過程を徹底的に追った。次第に明らかになる北斎芸術の秘密と江戸社会の驚くべき真実とは?

北斎04

「須佐之男命厄神退治之図」(すさのおのみことやくじんたいじのず)。北斎が最晩年に描いた幅3メートル近くある巨大な極彩色作品だったが、関東大震災で焼失した。

残されているのは一枚の白黒写真。最先端のデジタル技術と、伝統的な修復技術によって、華やかな色彩の絵を、原寸大で復元していくという画期的なプロジェクト。

北斎03

復元を通じて明らかになる北斎の驚異的な技法。 究極の高みを目指した絵師がこの絵に描こうとしたものとは? いまその謎が解き明かされる。(転載終了)

富士滑落

11月21日「黒い空(2)」富士山須走ルートでの滑落事故、神奈川県民の皆さまに「横浜一之宮神社」、「月読神社」「寒川神社」へのご参拝をお勧めしてまいりましたが、このタイミングでの「須佐之男命厄神退治之図」の復元を取り上げた番組が放送されるとは・・・神仕組みを感じざるを得ません。

凸版印刷、北斎幻の大絵馬「須佐之男命厄神退治之図」を推定復元より

「須佐之男命厄神退治之図」は、須佐之男命と、その従者の前に15体の様々な厄神がひざまずき、今後悪さをしないように証文を取られているところが描かれている。幅約2m76cm╳縦約1m26cmという北斎晩年最大級の傑作であったが、大正12(1923)年の関東大震災で焼失した。(引用終了)

須佐之男命を始め、月読命、饒速日(ニギハヤヒ)、瀬織津姫さま、国津神、縄文の神々は数千年、あるいは数万年も封印されてきました。(封印されてきた神様は他にもあるでしょう)

何年間も監禁されてきた事件が報道されることがありますが、監禁から解放された時の心境を想像してみてください。両親に抱きついて泣いてしますのは当たり前でしょうし、太陽の下で自由の身になった解放感で深呼吸してみたり、あるいは大きなため息を漏らすかもしれません。

封印されてきた神様だって同じだと思うのです。長い間無念の想いを抱きながら地下深くに押し込められてきました。

封印された神様を祀っている神社への参拝の際は、その辺の気持ちを思いやって、「お帰りなさいませ、これからよろしくお願いいたします。」とお伝えするのもよろしいのではないでしょうか。