テルマエロマエ
ヤマザキマリさんの漫画テルマエロマエのファンである自分、映画化に喜び公開を楽しみに待っておりました。
主役のローマ時代の建築家であり浴場設計技師のルシウスを阿部寛が演じると聞いた時は、ちとガッカリしました(^-^; どうせならば、イタリア人かギリシャ人の俳優でやってもらいたいなあと、思ったのですが、、、
しかしながら、本作を見てそんな気持ちは吹き飛びました! 日本人俳優の中から濃い顔を選んだというだけあり、主要なローマ人キャストは顔立ちのくっきりした人ばかりで、イタリア人エキストラの中でも、全く浮いておらず、というか現地人の顏より濃かったように思います(笑)
阿部寛のルシウスは、濃い顔はもちろん、肉体美、風呂設計にかける情熱、ひたむきさ、まるで漫画の中のルシウスそのものでしたー(^-^)
イタリアでの撮影はチネチッタにある撮影所の大掛かりなローマの街のセットで行われたとのことで、なんといいいますか作り物感のない背景で、物語に厚みを与えてくれています。
ルシウスがタイムスリップしてくる日本の銭湯シーンや温泉シーンも実在の場所でロケをしていて、これまた絶妙なお風呂シーンが実現していました。
その中で、ルシウスが銭湯での壁画やケロリンの風呂おけに驚き、フルーツ牛乳の美味しさに目を丸くする様子、最新式のウオッシュレットで気持ちよさそうに目を閉じる様子などは漫画同様爆笑シーンの連続です。
ということで、原作ファンも、原作を知らない方も、大変楽しめる映画に出来上がっていると思いますが、、、
後半、上戸彩ちゃん演じる山越真実もまたローマにタイムスリップして、歴史通りにローマの政治が動くようにルシウスに協力していくあたりから、やや間延びというか、笑の量が減ってしまいまして(^-^; 上戸彩ちゃん、とっても可愛かったんですけどね。
そして、本作は「のだめカンタービレ」の武内秀樹監督ということで、映画音楽にはオペラが使われています。主題曲は「誰も寝てはならない」です。ルシウスがお風呂のお湯に溺れかけながら、タイムスリップする場面では、朗々と歌い上げるオペラ歌手が登場し、非日常感を大げさに盛り上げてくれ、大変気持ちがシーンに深く入ってゆきましたよ。なお、歌っている歌手本人は画面には登場していないと思うのですが、ラッセル・ワトソンというイギリス人歌手で、オペラファンにはそのあたりもポイント高いようですね。オペラ音痴の自分にも素晴らしい歌声に聞こえました。
上の画像は、特典として貰えた「テルマエ・ロマエ特別編」です。歴史的背景の説明や、主演の二人のインタヴュー、そしてヤマザキマリさん描き下ろしのマンガ、阿部寛とルシウスの温泉ラムネ飲み対決が収められています。嬉しい
ゴールデンウィーク後半はお天気が崩れてくるようですね。映画鑑賞もいいのではないでしょうか。映画館はなかなかの客入りでした。祝日にはさらなる混雑が予想されますね。前もってのネット予約で座席指定オススメです。