続・こどもはぜんぶわかってる
にっくパパです
6月30日に発売開始の
楽しみにしてます
ボクはマンガってあまり読む方じゃないんですが
予想するに、
パパが読めばママのリアルな心情が
痛いほどわかってしまうコミックなんじゃないかと・・・
それにしても、
パパのキモチが痛いほどわかる本
もだれか書いてくれぃ
ところで本というと
ボクは会社で人事に携わっていたことから、
ビジネス系の自己啓発とかコーチングとか
マネジメントとか人材育成に役立つ本を
時間が許す限りマメに読むようにしてきました
しかし、人材育成の原点は家庭にアリと
思うようになった頃から、
さまざまな子育て本にも
手を出すようになりました
個人的な育児ネタは実は少ないダメパパなので
今後書きやすいテーマとして
いままで読んだ子育て本の中から
ナルホドと思った親子にまつわるお話を
引用紹介するシリーズ第一回目
(だれかさんに手抜きだって怒られそうだナ・・・
スマン、ユズリハ)
『子育てと自分さがしが出会う場所
―イライラの根っこに、
しあわせへのとびらがある―』
(シャローム共育相談室 荻原光/主婦の友社)
以前、このブログで
『こどもはぜんぶわかってる』
と題して
愛娘ミーちゃんの話をしました
子どもってこっちが思っている以上に、
大人のことがお見通しなんだ
そう驚いたエピソードを本から引用紹介します。
なにしろ長文なので
ヒマな時に読んでみてください
「ボクのおかあさん」がステキなわけ
Kさんのお子さん、Sくんはもうすぐ3歳。
反抗期なのか、最近は逆らうことを言ってばかり。
Kさんもついつい大声を上げて
怒鳴ってしまうことが増えました。
もともと英語教師だったKさん。
「仕事を辞めてなかったら…」
などと考えることもあります。
仕事はおもしろく、本当は辞めたくなかったのです。
ときどき、「子供なんか、産まなければよかった」と思って
しまうことがあります。
でも次の瞬間、我に返って自己嫌悪・・・。
そんな矢先、
夫がストレス性の過労で倒れてしまいました。
自宅静養となった夫に負担をかけまいと、
Kさんは笑顔を心掛けていました。
でも、Sくんはお父さんが家にいるのが嬉しくてたまらず、
お父さんが寝ている部屋に入り込んで、
遊んでもらおうとします。
イライラしているお父さん。
Kさんは、Sくんを連れ出そうとしますが、
ダダをこねて言う事を聞きません。
「いいかげんにしなさい!」
思わずSくんを突き飛ばしてしまいました。
その瞬間、Kさんの心の中で、
プチンと糸が切れてしまったそうです。
以後、何をするにもやる気が出なくなり、
Sくんを叱る回数も増えてしまいました。
ますます荒れるSくん。
疲れ切ったKさんは、ある相談室を訪れました。
苦しい思いを、ぽつりぽつりと話してくれるKさん。
誰に対してより、頑張りがきかない自分に対して、
いちばんイライラしているようです。
そのうち、横でおとなしく遊んでいたSくんが、
ダダをこね始めました。
Kさんが抱っこをすると、
待ってましたとばかりに大暴れするSくん。
「怒ってばかりで、ごめんね」
「Sくんには、我慢させてばかりだね」
「本当は、お父さんと遊びたいよね」
と、Kさんはいろいろ慰めるのですが、声をかけるたびに
Sくんは吠えるように怒ります。
言葉による表現が未熟な小さな子供は、
からだのちょっとした動きや泣き・怒りで、
微妙な気持ちを表現してくれます。
その時も、Sくんの怒りに耳を澄ましていると、
ふと気付いたことがありました。
「Kさん。Sくんは、
『ボクのママは、ちっともダメなママなんかじゃない!』
って怒っているみたいだよ。」
そう声をかけた瞬間、
Sくんの体がふわ~っと柔らかくなった感じでした。
そして、
「『必死で頑張っている、自慢のママだよ』って、
言いたいんじゃないかな」
と続けると、
ふぇ~んという甘え泣きに変わったのです。
「そうだよ。そのとおりだよ」
と言っているかのようでした。
「でも、いつもイライラしてばかりだし……」
とKさんがつぶやくと
また、Sくんは暴れだします。
「ほら、『早く気付いてよ、ママ!』って、Sくんが怒ってるよ」
と言うと、また柔らかい泣き声に変わります。
そんなことを繰り返しているうちに、
やっとKさんは納得してくれました。
「ありがとう……」と、
ちょっとうれし涙のKさんに、
Sくんは元気よく飛びついていきました。
「よいお母さん」より「しあわせなお母さん」
になることをすすめる一冊。
ママイキと一緒ですね。
ボクも
「よいお父さん」より「しあわせなお父さん」
目指そうっと・・・
それにしても、子供ってスゴい
ホントにごまかし、きかないスね
でも、この手の話って
いつもママとのエピソードばかりのような・・・
(とくにボクみたいな家に居ないことが多い
パパはそう思ってしまう)
パパたちが知らない間に、
ママたちは多くの壁を乗り越えてる
ってことですね
ママは偉大だ
ということをあらためて発見したにっくパパでした
ひろっしゅコーチこと山崎洋実 さんが、
講師をつとめるセミナー
にボクたちパパが参加すると、
そんな子どもの気持ちも
ママたちの気持ちも、
さらにリアルにわかるはず。
あとはパパの気持ちをどうやって
ママたちに伝えようか・・・
アイデア募集中です