今週発売の注目ゲーム 1月4週の再訪 | アドベンチャーゲーム研究処

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アドベンチャーゲーム(AVG・ADV)の旧作から新作まで、レビュー+紹介を主として取り上げるブログ。(更新は不定期)
取り上げる範囲は家庭用のみです。

【今週発売のADV】

Phase D 蒼華の章 (通常版)
PSP『Phase D 蒼華の章』
販売:ブーストオン

ブーストオンより、『たんていぶ』『次の犠牲者をオシラセシマス』に続く
4部作構想のアドベンチャーシリーズ『Phase D』の1作目が登場。
PhaseD(死体とは別に残る“何か”)が見えてしまう少女を中心に据えた
ストーリー重視の作品で、随所で発生するPaseDとの接触機会を無視するか否かで分岐するスタイル。
設定的には、現在はセガが配信している『時死恋』『悲しみの幻影』などを彷彿とさせるところか。
一応は巻ごとに主人王が異なったり、視点を切り替えたりと仕掛けは施してあるものの、
低価格ものとしては高めな約4,000円で完結まで遊ぶには×4(16000円)…というのは、
(尻切れトンボになりがちな内容を含め)逆に○部構想が足を引っ張っている気がして仕方ないぞ。


ついでにシナリオは『エターナルアルカディア』『幻想水滸伝Ⅴ』『OZ』を手がけた津川一吉氏などが担当


Bullet Butlers (初回限定版)
PSP『バレット・バトラーズ -銃弾の彼方-』
販売:ブーストオン

ブーストオンよりもう一本、こちらはフルプライスのワンパッケージもので
PCからの移植+αの『バレット・バトラーズ -銃弾の彼方-』が発売。
設定は魔法と科学と政治と横文字で構成されたおたく西洋ファンタジーで、
システムについては公式HPにも記載されていないほど開き直ったストーリー重視もの。
ついでに本編のシナリオは『あやかしびと』の東出祐一郎が担当。
しかして追加シナリオを手がけるのはエッジワークス。

【今週発売の注目ゲーム】

携帯機向けゲーム

バイオハザード リベレーションズ

3DS『バイオハザード リベレーションズ』
3DS『ズーキーパー 3D』
DS『マル合格資格奪取!SPECIAL ITパスポート試験 基本情報技術者試験 応用情報技術者試験』

3DS内では屈指のハイクオリティなグラフィックスが話題となり、
昨年配信された体験版のほうも好評だった『バイオハザード リベレーションズ』がいよいよ今週発売。
気づけばサバイバルホラーというよりサバイバルアクション化していたシリーズの
「原点回帰」をコンセプトに、『4』以降のガンシューティングを操作の基盤に据えつつ、
初代の「お化け屋敷」的な閉鎖されたシチュエーションや謎解き要素が採用し、
恐怖感を煽る弾数や敵の配置など「怖さ」を重視したアプローチとなっている、とのこと。
(海外ドラマ風な引きを意識したチャプター形式のシナリオも売りなようだが、
 このシリーズに「話」はあってないようなものというのはフラグシップ時代からのお約束だろう)

オプションの豊富さも特徴で、
操作型の変更や拡張スライドパットへの対応のようなオーソドックスなものは勿論のこと、
射撃が『4』『5』のようなTPSと主観視点のFPSで選択できたり、日本語音声に対応していたり、
立体視の深度がソフト内で調整できたりと、かゆい所へ手が届く仕様を実現。
また、2人プレイやCo-opにも対応したバトル専用の「RIDE MODE」も収録されており、
選択肢の多さやゴージャスさは据置き機と比べても遜色のないものとなっている。


本来はこの手のタイトルとは疎遠だったりするのだが、発表時から3DSでは頭二つは出ているグラフィックス面のパフォーマンスから気になっていた作品で、体験版のさわり心地も良かったので購入予定。ついでにAmazonでは初回特典は付属していないとのことなので、気にしている購入者はご注意を。

テイルズ オブ イノセンス R 特典 スペシャルドラマチックアプリ ダウンロードカード付き機動戦士ガンダム 木馬の軌跡

PSV『テイルズ オブ イノセンス R』
PSP『機動戦士ガンダム 木馬の軌跡』
PSP『恋愛番長2 ミッドナイトレッスン!!!』
PSP『マル合格資格奪取!中小企業診断士試験1ポータブル』

ロンチにタイトルを集めすぎた結果、初週の勢いだけでここまで来た感のある
PSVitaにとってのテコ入れ役が期待される『テイルズオブイノセンスR』が登場。
DS向けに発売された同タイトルをフルリメイク移植したもので、
PSVitaに合わせた高画質なグラフィックスや、再構築されたストーリー、
メインシナリオのフルボイス化、新キャラクター・新イベントなどの追加が売り。
新要素はグラフィックスの変化以外はパンチが弱めなのは否めないが、
固定客に強くPSプラットフォームとも相性の良いシリーズなので、
セールスの面でもハード牽引の面でも一定数は期待できるか。

またPSPでは、久しぶりに初代『機動戦士ガンダム』オンリーもので、
ガンダムゲームでは取り上げられなかった※RTSをジャンルに据えた『木馬の軌跡』が発売。
日本ファルコム作品で最も苦手だったのが『ロードモナーク』で、
『ナポレオン』に至ってはシナリオさえも理解できなかった私にとって、
将棋感覚でなんとかかんとか中盤まで漕ぎ着けることもあるS・RPG以上に
入りにくいジャンルなのだが、ほぼACTとSLGで固定化してしまった
ガンダムゲームとしては異色なので頑張ってもらいたいと思わないでもない。

※RTS…リアルタイムストラテジーゲーム。要は時間の停止したターン内で行動を指示するシミュレーションゲームを、時間を停止させずリアルタイムで指示を出すようにしたゲームのこと。海外ではメジャーだが、国内ではその余裕を与えないゲームプレイから定着しているとは言えない。近年の代表作は『ぞんびだいすき』。そう、これが言いたかったからこその補足である。

据置き機向けゲーム

ARMORED CORE V(アーマード・コア ファイブ)(特典なし)ARMORED CORE V(アーマード・コア ファイブ)(特典なし)

PS3・XBOX360『アーマード・コア V』
PS3『アイドルマスター「アニメ&G4U!パック VOL.4」』
PS3『WWE’12』
PS3・XBOX360『トロピコ4 日本語版』

据置き向けはなんといっても『アーマード・コアⅤ』。
シングルプレイとマルチプレイの融合したプレイスタイルをコンセプトとして、
新要素のチームプレイを軸に、ネットワーク関係への進化へ舵取っているのが最大の特徴。
当然ストーリーモードの充実や、カスタマイズの自由度も向上している。
中堅シリーズとして知名度は高いがナンバリング前作は5年前の発売で、
そして当時と比べれば市場規模はかなり拡がっているので、
ここはひとつセールスのほうも更なるステップアップを期待したいところ。

【コメント】
『クイズ☆タレント名鑑』の打ち切りがショック。

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