「明日の広告」の第２弾、「戦略PR」

「明日の広告」の第２弾という位置づけのブルーカレントジャパン 代表・本田哲也氏の新著「戦略PR」。ちまた（＝ブログ上で）でちょいちょい話題になり始めており、アマゾンレビューの評価も高く、現在一時的に在庫切れを起こしているほどの人気（予約必須）。

戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94) (アスキー新書)/本田 哲也

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コミュニケーションデザイン さんより献本頂きました。ありがとうございます。以前「明日の広告」を褒め倒した記事 を書き、ここ3-4年くらい手元に置いて読み込んでいる「影響力」の共著者・本田氏の新刊と言うこともあり、先ほど手元に届いたのですが、我慢できずに昼休みを使って一気に通読しました。

影響力小さな情報から「ブーム」を生み出す7つのマーケティング発想/玉木 剛

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この本を確か大学生時代に読んで「イシューブランディング」という手法を知り、結構衝撃的だったのを覚えていますし、今こそそういう考え方が必要だな、と考えていた（というか「今」だろう）ところに出てきたのが「戦略PR」。
※イシューブランディングとは：ある商品を広めたり売上を伸ばすために、その商品が解決する問題自体を啓発して消費者の意識を変えていくこと。

とりあえず巻末の方の「対談　戦略PRの明日はどっちだ！？（佐藤尚之×本田哲也）」を熟読。さとなお 氏の「PRに広告にできない部分をカバーして欲しいという強い願いがある」という発言はすごく共感。今はこのように思う広告マンは少ないと思うけど、いずれその量は多くなるはず。

また至る所に「明日の広告」が引用されており、まさにさとなお氏もブログに書いている 通り「明日の広告」の姉妹本という体をなしている。個人的には「戦略PR」と「明日の広告」、あと被るケースが多くあるので多面的に読むために「コミュニケーションをデザインするための本」もクロスで読んで、深く読み解きたいと思います。今週の戦略図書だな、これは。

詳しいレビューはまた後日。取り急ぎ、ご紹介まで。

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