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アディクトリポート

真実をリポート Addictoe Report

『デッドプール&ウルヴァリン』IMAX

2024/7/26 ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸 9スクリーン F-18

 

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なぜか水曜日の平日7月24日から異例の世界初公開となった『デッドプール&ウルヴァリン』
 
しかしこの日に勇んで観なかったのは、
2日後の26日の金曜からなら、本作以外にも公開作があるわけで。

会員ポイントで1本無料にもなり、

いいことづくめでもありまして。

 

でもって『デッドプール&ウルヴァリン』は、

朝イチで『もしも徳川家康が総理大臣だったら』を観た後、

↑木場で撮影した立看板の画像を借りパクしたので、

↓2024/7/28に地元の越谷レイクタウンで撮ってきましたとさ。

昼食を挟んで2時間後に観たわけだが、

ようやくの鑑賞に安心しまくり。

 

その結果不覚にもIMAXのデモ映像あたりで寝落ちしてしまい、

本編の冒頭、映画会社のタイトルだとかをごっそり見逃し。

IMAXならではの格闘シーンと雷鳴のようなロックミュージックの重低音/轟音ですぐに目覚めたが、

この作品は後日もう一度、IMAXにこだわらない別形式、

もしかしたら未体験の吹替版で観るつもり。

 

ではあっても、本作の鑑賞には至って満足。

 

仕込まれたネタが全てわかったわけではないけど、

↓忘れないうちにネタバレ解説動画も上げときますが、鑑賞後に閲覧推奨。

2024/07/26

2024/07/27

 

それでも充分、お釣りが来るくらい楽しめました!

『デッドプール』シリーズは常に、こちらの「いくら前評判がよくたって、どうせそこそこだろ」という予想を遥かに超えてくる。

一見デタラメのようでいて、全てが綿密・緻密に計算されており、しかも既存タイトルやフランチャイズ構想の方向性にも、「ホントにそれでいいの?」「それじゃあ伝わらないよ」「こうやった方がいいんでないの?」のクリエイティブで建設的提案がつるべ打ちされる。

 

そんな例の一つを、他では取り上げているのを(まだ)見かけないので、ここにご紹介。

 

私は『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019)はともかく、

4年後の続編の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)には、あまり乗り切れず。

 

なぜかというと、東映版スパイダーマン(1978年5月17日~1979年3月14日)

ざら

この本に

ですよね

まで含めた、過去の様々なメディアに登場したスパイディが総集合、総出演と聞いてワクワクした。

 

ところがこの映画、アート性は高いが凝りすぎとムダ撃ちが多すぎて退屈・凡庸で、その不発ぶりにえらくガッカリ。

 

何度もウトウトしたんで、どこに東映スパイダーマンが出てきたのかもわからず。

 

一部で大絶賛の人たちもいたが、そういうスノビズムは、自分は取る立場にまったくなく。

 

ところが『デッドプール&ウルヴァリン』では、

マルチバースのデッドプール達が総集合の図式があって、

「これは誰」「あれは誰」の個体識別と主張がくっきり明確。

 

まさに『アクロス・ザ・スパイダーバース』に対して、

「同一名ヒーローが総集合するんなら、せめてこうやらなくっちゃ」と、やんわりと諭しているような感じがした。

 

文句なくオススメ作品、これを観てハマらない人は、

そもそも映画鑑賞に向いてないんじゃないでしょうか?

 

おしまい。