2016全ウルトラマン名鑑・PARTⅡ(1979-1995) | アディクトリポート

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↓こう言う動画が公開された以上、

存在意義が半減したような気がする、
2016全ウルトラマン名鑑

前回のPARTⅠでは、
1966年から1975年までのウルトラマン名鑑を作成したので、

1.ウルトラマン(1966)
2.にせウルトラマン
3.ゾフィー(1967)
ししょ
nisew
shoumen
4.ウルトラセブン
5.ニセ・ウルトラセブン(1968)
6.セブン上司
seven
たんたい
konna
7.新マン/二世/ジャック(1971)
8.エース(1972)
9.エースロボット
sanada
550
えろ
10.ウルトラの父/ケン
11.タロウ(1973)
12.ウルトラの母/ウーマンマリー
mkmk
13.レオ(1974)
14.アストラ
cdcdcdfd
dosan
15.キング
16.ニセ・アストラ(1975)
きんぐちゃん
fdfd

今回はその続きで、
1979年から、1995年まで。


…と、その前に、2点ほど。

〈一点目〉
フェイスブック経由で、
(あの)赤松和光氏より、
「当時のウエットスーツは黒しか無く、赤を塗ると茶色に見えてしまったので、隠蔽力(いんぺいりょく)の高い朱色にしたそうです」
と、教えていただきました。

また、初代マンでは、Aタイプのスーツ素材は黒、
BとCは赤い(朱色)素材を特注したとの情報もあり。

とにかく昭和期においては、
第2期になっても依然として、
基本的にスーツ素材は黒だったので、
塗装の赤には、明るく映えるイエローの混入は避けられなかった模様。
ばんざい

さらに今回Wikiを見直すと
ネロンガ戦とその時の雑誌用特写で見られる色は真っ赤である。
これは当時、まだ主流だったモノクロでの掲載を考慮してコントラストをハッキリさせるため(白黒写真では朱色も銀もグレーっぽくなってしまい、ラインが判然としない。原色の赤だと白黒では黒っぽく写る)のこの撮影時のみの処置で、後から拭き取れるように朱色の上からポスターカラーで赤く塗ったものだった。

——と言う情報が追加されていた。
saetei
↑ポスターカラーだったとはね。

かわり?に、
Aタイプの黒い素材は重かったため、BとCでは軽量で朱色の素材の、アメリカ製ウェットスーツを使用した。
——と言う記述が削除されている。
mkmkmk
↑初代マンB、Cタイプの朱色の部分は塗装ではなく、
↓スーツの素材色に見える。

toru

知識は固定化してはダメで、日々更新が必要ですね。


〈2点目〉

前回の記事に、
“ウルトラマンマサキの父”さんから、
思いがけずおほめの言葉をいただいたが、

ウルトラの父の後頭部のヒレが、右側(向かって左)に折れているというのは、
じじじ
前から知っていたわけではなく、
たまたま、父の画像を並べて気がついただけのこと。

それより、顔面アップの画像は、あごひげがうすくなっていて、
初登場時の父ではなく、
184
303
撮影状況からも、サンタクロース姿の改修版の時点、
タロウや母と、ほぼ同時期に撮影されたと推察される。
よん

というわけで、調べても調べても、
新しい発見が尽きないものです。

*************************

さて、ようやくPARTⅡに話を戻すと、
あくまでも基本方針は、
○原則として一人一点のみ
○デビュー(初登場)時の姿
○全身像の大判画像


17.ジョーニアス(1979)
1979年当時のテレビも出版物も、きれいな純赤を出しにくく、どうしても朱色に寄りがちだったが、
↓(左)理想のジョーニアスのイメージは、真紅/純赤だったと思われる。
ふぁrぼ
↑アニメセル画版(右)が、ガンダム、イデオン同様に、白い部分に緑が混入しているのは、セル画の彩色チェックは、下地に白い紙を置いて行うため、純白では塗り残しを見過ごしかねないから。

スーツ版ジョーニアスは、デビュー(初登場)の特定がむずかしい。
タイプAは、ポピーの商品パッケージ用
2222
タイプBは、『ウルトラマン 怪獣大決戦』(1979)に登場したスーツ


18.アミア
19.エレク
20.ロト

↓劇中画面に、設定資料以上のクオリティでは登場せず、
どのみち
↑その資料も、これ以上のサイズがない(しかもエレクとロトは、拡大画像)ので、3人まとめて表示します。


21. U40の5大戦士(メレグ/ノア/ミゲル他2名)
↓設定資料が未公表なため(※当ブログ調べ)、劇中画面からや、
きういうy
↑児童誌のイラスト、あるいは消しゴム人形からしか、5大戦士の全身像は捉えられない。


22.にせジョーニアス(1980)
せにせに
↑にせジョーニアスは、外見上は本物とまったく見分けがつかないため、光線技で競り負けて青く変色し、顔が崩壊している場面をあえて紹介することにした。

23.80/エイティ
当初の基本方針、1名につき画像一点だったが、
過去記事の画像流用もあり、なかなかそうもいかない。
den nchi
そこでそれを逆手に取ると、エイティの赤は酸化の黒ずみが番組中に進行していた。
これはスーツの下地のシルバー塗装と、上塗りしたレッドが混ざったのではないか。
というのも、消しゴム人形を同じ手順で塗装した際、赤は二度塗りしないと、たちまち黒ずんだ経験があるため。


24.ユリアン(1981)
↓ユリアンのデビュー当時の大判画像は、ほとんどない。
tatta
※右下のユリアンの手首から生えているもう一つの手首は、元画像にあるエイティのもので、心霊写真ではありません。


25.妄想セブン
妄想セブンについては、本ブログではほとんどスルーだったので、
これを機に、関連画像を紹介。
↓スーツは当時のセブン現役のものを使用。外見で妄想だと示す部分はない。
lude
↑そのため、妄想のくせに正義の側になりすました、こんなスチルも撮影された。


26. アンドロメロス(1983)
27. アンドロウルフ
28. アンドロマルス
29. アンドロフロル
(アンドロ超戦士)

なんばりんぐ
メロス、ウルフの大判画像はあっても、マルスとフロルのものには事欠くので、この4連をここに掲載。

30.スコット(1989)
31.チャック
32.ベス
ウルトラマンUSA


「USA」の3人は、原型になったU40(ユーフォーティー)の3人同様、
↓設定画が劇中本編より画(え)が安定していて、スタイルが判別しやすい。
みst
マン系(シルバー族)のチャックだけ暗めの赤で、他の二人のボディカラーは明るい赤なのも、芸が細かい。
↓アニメUSA3戦士には、ジョーニアスに続いて、実写版スーツも用意された。
どやねん
制作時期は、セブン21を21人目のウルトラマンに特定し、歴代21人分のモデル(規範)スーツを新調した1995年。


33.グレート(1990)
↓グレートの、デビュー時代の全身大判画像は少なく、
6666
↑ポスター、チラシ、ビデオパッケージがせいぜいです。


34.パワード(1993)
↓グレートに続き、パワードもデビュー時のスチルは少なく、
ないわ
見つかるのはたいてい、開米プロが後年に制作した方ばかり。


35.ネオス(1995)
36.セブン21(ツーワン)

↓ネオスとセブン21のデビューと言えば、
rerere
↑ふたりともネコっぽい丸顔のパイロット版、1995年だが、
↓本格的な映像作品デビューは、ビデオ「ウルトラマンネオス」発売の2000年で、
sai
細面(ほそおもて)になり、各部のシェイプアップで精悍さが増した。


以上、PARTⅡの時代をまとめると、
「帰ってきたウルトラマン」への、セブンの客演に端を発する、

1971年の第18話でのセブン再登場では、番組が終了した1968年、つまり3年前の現役スーツ、演者の上西弘次氏に合わせた、172センチ級を引っ張り出してきて撮影。
れ
新マンの菊池氏の身長178センチ(当時)に対し、身長差がそのままスーツからも見て取れる。



ウルトラ兄弟やファミリーの
度重なる客演/再登場で、

「帰ってきた」第38話での客演時には、新マンスーツを塗り直した初代マン=178センチサイズと並ぶ場面があるため、セブンのスーツが178センチサイズで新調されたが、
xdxd
胸のあたりの造形や塗装が、オリジナルとはかけ離れていた。


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すっかり原型をとどめず、
スタイルが崩れていく一方だったのが、

新マンをリペイントしたゾフィーと初代マン、胸のヘンテコな178センチ級セブンは、
↓1972年4月の「エース」1話から、
niko
↑1973年4月の「タロウ」1話までを生き抜いた。セブンはライン塗りのみ修正。


「タロウ」第25話「燃えろ! ウルトラ6兄弟」以降は、マン系の眼光もホワイトからイエローになってしまい、
です
↓ウルトラの父ともども、
にし
↑「レオ」期(74-75)
↓「80(エイティ)」期(80-81)
juju
『アンドロメロス』(1983)の冒頭?オマケ映像
saea
そして3本の映画、
↓『ウルトラマン 怪獣大決戦』(1979)
kao
↓『ウルトラマンZOFFY』(1984年3月)
zazaza
↓『ウルトラマン物語』(1984年7月)
いちどう
までを、イエローの目のままで、
白々しくも(黄々しくも?)生き抜いた。


しかし作り手の側にもマニア層が増えて行き、
この手の迂闊(うかつ)な改変を是正する動きが出て来る。

1988年には、マン系の目が、イエローからホワイトの眼光に戻され

↓1988年には、ビデオパッケージで、初代マンと新マンの目がホワイトに復元された。ただし初代マンはイエロー目も併存していたもよう。
こここ
↑5年後の1993年のビデオ作品「ウルトラマンVS仮面ライダー」に登場したウルトラマンでは、完全に白色系の目に戻っている。


1990年のグレートは、
マン系の誇りを捨てて?、イエローの眼光だったエイティやチャック以来、
実に久方ぶりにホワイトの目に戻り、
↓歴代ウルトラマンとの15人集合写真では、
seisa
↑眼光だけでなく、各キャラの基本体型の復元も図られている。

ネオスとセブン21発表に合わせ、
21人総集合の写真を撮影した際にはしかし、
↓上の大きな二人(ガイアとアグル)は、後足しなので無視。
fairu
なぜか初代マンの目はイエローのままで、完全復元には至っていない。

結局、完全にオリジナル像が(事情のある母をのぞき)復元されたのは、
rotto
2001年の『新世紀ウルトラマン伝説』(2002)で、28人集合の時に、ようやくだった。

というわけで、
今回は1979年のジョーニアスから、
1995年のネオスとセブン21までのはずが、
最後はその先まで少しズレこんだが、
PARTⅡはここまで。

PARTⅢはしかし、
「恥ずかしい写真」(現在、ゼアスまで)との兼ね合いがあるので、
だいぶ先になる予定です。


〈残りのリスト〉
37.ゼアス(1996)
38.ティガ
39.シャドー(1997)
40.イーヴィルティガ

41.ダイナ
42.ニセ-ダイナ(1998)
43.テラノイド
44.ゼルガノイド
45.ガイア
46.アグル
47.ニセ・アグル
48.ニセ・ガイア(1999)
49.幻影アグル
50.ナイス

51.カミーラ(2000)
52.ダーラム
53.ヒュドラ
54.コスモス(2001)
55.にせコスモス
56.ピクト(2002)
57.カオス
58.カオス-カラミティ
59.ジャスティス
60.レジェンド(2003)

61.ボーイ
62.ネクサス(2004)
63.ダークファウスト
64.ザ・ネクスト
65.ダークメフィスト(2005)
66.ダークメフィスト(ツヴァイ)
67.ダークザギ
68.ノア
69.マックス
70.ゼノン

71.メビウス(2006)
72.ヒカリ/ハンターナイトツルギ
73.ニセ-メビウス
74.ニセ・ツルギ
75. ミレニアム
76. ダークウルトラマン
77. エリート
78. 出光人Hotto(2007)
79. 出光人Motto
80. 出光人Kitto

81. ULTRASEVEN X
82.ゼロ(2009)
83.ベリアル
84-90.ウルトラ市民男性7タイプ

91-93. ウルトラ市民女性3タイプ(ピアニー他2名)
94. ウルトラベビー
95. ニセゾフィー(SR)(2010)
96. ニセマン(SR)
97. ニセジャック(SR)
98. ニセエース(SR)
99.ダークロプスゼロ(2011)
100.サーガ(2012)

101.ゼロダークネス
102.ギンガ(2013)
103.マンダーク
104.セブンダーク
105.カオスロイドU(2014)
106.カオスロイドT
107. カオスロイドS
108. ギンガS(ストリウム)
109. ビクトリー
110. リブット/ストーム

111. ギンガビクトリー(2015)
112. ビクトリーナイト
113. X(エックス)
114. エクシードX

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