電飾(1)・1/ 537エンプラ補完計画〈その11〉 | アディクトリポート

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 これ(アステカ模様を塗装で・1/ 537エンプラ補完計画〈その10〉)の続き。

塗装でも
基本塗装
アステカ模様のグラデーション
マーキング
----と、異なる3要素で構成されていたように、
エンプラの電飾も、いくつかの要素に別れる。

話が前後するが、
amt(初版)/ERTL(再版以降)の、
1/537スケール劇場版(改装型)エンプラのキットは、当初から電飾が考慮されていた。
tmp
とはいえ、
キットに各所に空いた、窓を模した穴やスリットから、内部に仕込んだ麦球や豆球の光が漏れ出す形で、
ささ
さらに初版キットそのものには、
第一船体に仕込む麦球と、
第二船体に仕込む電池ボックス
しか同梱されていないので、
そのままでは、広告のようには電飾できない。

エンプラの発光には、大別して7種類あり、
1.点状(小面積)の常時点灯
丸窓と楕円窓、そのバリエーションの四角窓
↓四角窓はレク・デッキ。
とpんつー
楕円窓は、より正確には、周囲を丸く縁取った「横長丸窓」


2.点状(小面積)の点滅

A:航行灯のストロボ(瞬時)発光
ブリッジ上部、ワープナセル後端、第二船体終端と船底部に位置するナビゲーションライトは、船の大きさと位置を示すため、衝突防止の急速点滅をくり返す。
まきる
バウライト(船首灯)、ランニングライト(方向指示灯)、フォーメーションライト(隊列灯)は、一斉に同じ感覚で点滅をくり返す。

B:識別灯各種の緩慢な点滅

3.点状(小面積)で作動時のみ発光
大半が角形で、第一船体には三角形に配置されている姿勢制御ジェットは、本来は作動時のみ発光のはずだが、
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1作目に限れば常時点灯している。


4.帯状(中・大面積)で常時発光

バサード・コレクター(星間物質取入口)直上の、磁核力増幅クリスタル
↓画像は最上段を除き、劇中のものではないので参考までに。
たて
バサードとは科学者の名前。「磁核力」としたMagnatomicは造語で、磁力+原子力のこと。
クリスタルが常時発光している保証はないが、エンプラのバサードコレクターは常時発光しているものなので。


航行用ディフレクター
起動から安定するまではアンバー→乳白色。
sikawa
通常航行時はブルー。


5.帯状(中・大面積)で作動時のみ発光

光子魚雷発射管
魚雷発射時のみ発光。
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インパルスデッキ
インパルスエンジンとディフレクタードームの発光は、1作目に限れば、共にオレンジ。
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ドームのブルー発光の印象が強いのは、2作目と、同劇中のリライアントの同じ箇所がブルーだから。


6.室内照明

士官用ラウンジ
前も紹介したが、
↓こちらがラウンジ部の最大表示。
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下の画像2点は、後年に製作されたCGのラウンジ内部。
元画像はこちら


レクリエーションデッキ
レクデッキの四角窓は面積が広くもあって、内部が若干見通せる。
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下から2番目はCG画像
最下段の室内風景の大判元画像はこちら


シャトルベイドア
ドアが開状態なら、ベイ内部も造形する必要がある。
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↑この場面のためだけに製作された、部分拡大モデル。


植物園

「植物園」はボタニカル・ガーデンだと思ってたが、アメリカ人のモデリング動画を見ると、誰もが「アーボリータム(arboretum)」(樹木園)と呼んでいる。

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下の画像2点はCG像。大判元画像はこちらこちら

7.スポットライト/自照灯

近くに恒星(太陽)のない暗黒の宇宙空間では、宇宙船が自己の存在を示すためには、窓明かりをのぞけば、自らの船体を照明で照らさねばならない。

だからエンタープライズには、自らを照らすスポットライトが、各所に装備されている。

っっっp

扇形に広がる明るい部分も、宇宙を往くエンタープライズの特長。

ぽうひ

ということをふまえて、次回から、1/537スケールでの検証を進めていきます。

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