クリスマスイブの12／24、月曜日、
午後６時半から９時までの日テレ系、
SONG FOR JAPAN
のどじまん ザ!ワールド
世界が歌う ニッポンの名曲選手権
2012～聖夜～
これ、特番にしては、なんか、しょっちゅうやってない？
好評で、今年は季節ごとに年４回のペースになっていて、
今回は第６回。
第１回 2011年6月25日 13:30 - 14:30
『サタデーバリューフィーバー』枠（関東ローカル）
第２回 2011年10月11日 22:00 - 23:24
第３回 2012年3月9日 19:00 - 20:54
『金曜スーパープライム』枠
第４回 2012年7月15日 19:00 - 20:54
第５回 2012年10月7日 19:00 - 21:54
※第１回、第２回については、全貌を知る術がないので、本ブログでは割愛させていただきます。
第２回の片鱗（部分）はこちらで。
第３回からは、司会が中居正広というシャレも効いていて、
出場者には常連が多く、第４回だけは（何人か常連もいたが）若干イレギュラーな顔ぶれが集った。
いや～、回を追うごとに良くなるね。
記念出場みたいなのが減って、
今回の「記念出場枠」、いきものがかりの「ありがとう」を歌った、アン・カルバーグさん／アメリカ・ワシントン州。
↓ただし色鉛筆で描く本職のイラストはお見事だった。
新顔はのきなみ、過去の優勝者クラスの実力。
国連合唱団という触れ込みのアルゼンチン代表、ダニエル・ホロデク。松山千春の「大空と大地の中で」でＡブロックを見事に制す。
ダニエルに及ばなかった、過去２回（第３回と第５回）優勝のニコラス・エドワーズ君は、常連（３～６回の４連続）出場者ということもあり、いくぶん食傷気味。
世界選手権なんだし、機会均等の意味でも、以前の優勝者は卒業にした方がいいのでは？
選曲がまた絶妙で、出場者の誰もが、自分の歌唱力や声質との相性をよくわかってる。
↑辛島美登里の「サイレント・イヴ」って、もはや「関ジャニの仕分け∞」級の、通な選曲！
何曲かは、持ち歌の日本人歌手より、数段良いのではないか？
２人目のエントリー（フランス代表のプレシリア・ボンゴの「時代」）の時は、
↓サビで口を開けて唖然としていた武田鉄矢は、
↑８人目のマルティナ・ミアーレの「サイレント・イヴ」では、歌い出しから、もっとポカンと口を開けているのが面白い。
私は実は、日本のポップスをほとんど聴かない。
自分では勝手に、活躍の舞台を世界に定めている（※個人の自由です！）ので、翻訳不可能なものに基本的に興味がない、ということもあるし、そもそも日本のポップスを聴いても、すんなりと歌詞が頭に入って来ず、聞き流してしまう。
それなのに、この番組で、日本語が母国語でない人たちの歌う日本語の歌詞が、なぜかすんなり伝わって来て、じんわりと心にしみる。
↑感動に思わず目頭を押さえる平愛梨。
今回の大会なんか、
何度感涙したことか！
↑長年にわたり、第一級のプロ歌手の森昌子でさえが、このカンゲキぶり！
「こんなに良い歌だったんだ」と、改めて再認識することしきり。
決勝に残った５人は、
前述の国連合唱団ダニエル。
勝ち残った中でただ一人、アジアつながりで日本人により近い感性に思われる、
フィリピンのデニス・マラシガン・タンカンコ。
歌う姿勢の真摯さ（楽しむと言うより、求道という感じ）や感謝の謙虚な姿勢に、他の西欧の歌い手とは異なる魅力や好ましさがあった。
ニコラス同様に常連（第３・５・６回と３度出場）で、
第３回の優勝者のクリス・ハート。
この人は純然たるプロですね。
これまた常連（第３・５・６回）で、イギリスのロック魂で渋くシャウトする、
ポール・バラード。
そして女性でただ一人決勝に残り、やはり３度目（第３・５・６回）の出場となる
イタリアのマルティナ・ミアーレ。
しかもポールとマルティナは、前回の第５回で同じブロックで戦い、
僅差でマルティナが勝利して、決勝に進んだ因縁がある。
マルティナが今回決勝で歌う曲は、
MISIA（ミーシャ）の「逢いたくていま」
完全に勝ちに行っている。
だが今回ポールは、故国イギリスに出店しているユニクロの店員を退職してまで、
この大会に臨んでいる。
果たして結果は？
以上、この「優良番組選定委員会」初の、日テレからのエントリーでした。