偶然の奇跡/絵心ない芸人 | アディクトリポート

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※今回は、他人のアイディアのパクリです。

『アメトーーク』の「絵心ない芸人」は、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-penngu
↑蛍原が描いたペンギン。2011年7月7日放送。

絵がヘタクソな人が描いた絵が、
本人が描こうとしたものには似ても似つかず、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぐうぴん
↑体型と短足なところぐらいは、まあ似ていなくもないが、

反対に本人がまるで意図していない、
全く別のものに似ているところが面白い。

これはつまり、いきなり記憶で、つまり何も見ずに描けといわれても、
なにせ絵に苦手意識のある人は、その行為から常日頃遠ざかっていて、どんな対象でも絵を描くかまえで観察なんかしてないから、いきなり特徴を捉えた絵にまとめるなんて、どだいムリな話なんだが、
偶然のなせる技で、別の何かに、たまたま似てしまうことがあるというわけ。

蛍原ペンギンの場合は、番組内でケンドーコバヤシが指摘したとおり、なぜかメトロン星人に似ている。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-めとろんおやじ
↑右がメトロン星人。「ウルトラセブン」第8話に登場。
↓顔の中央の逆三角形は、メトロン星人Jr.(ジュニア)の方に、もっと似ている。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-juju
↑「ウルトラマンA」第7・8話に登場。


ケンドーコバヤシの、ヘタクソな絵が何かのキャラに似ている時の指摘の鋭さは、「ゴールデンSP延長戦 第1部」でも発揮され、
ロザン宇治原史規が描く、「理想の彼女」に、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-うじはら
↑2011年11月13日放送。
「マジンガーZか!」のツッコミのすぐ後に、
「アフロダイA(エース)か!」と言い直していた。

これは、最初にマジンガーZとの類似点に着目しながら、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-kao
宇治原の絵が女性像だということから、
マジンガーZの女性版として、アフロダイAと口にしただけで、
アフロダイAの現物とは、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ennsaku
↑頭部の大きい原作版に準じた、最新アニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』版。
↓こちらがテレビアニメ『マジンガーZ』版。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-terere
全く似ていない。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-sannninn

ケンドーが言わんとしていた、女性版マジンガーZに一番近いのは、ミネルバX。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-いねるば
ですよね。
作家集団Addictoe オフィシャルブログ-これ
作家集団Addictoe オフィシャルブログ-だよ


お次は、チュート徳井画伯が描いた、カバ。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-pasai
↑2011年10月6日放送。

全体のプロポーションは良い感じだが、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-かばば
細部、特に顔つきは、まるでカバに似ていない。

だけど
↓これ、どっかで見た覚えがあるんだよなあ。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぐうぜん

なんだっけかなあ?

と思っていたら、そのスジに明るすぎる、この方のツイートが!
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-えれ

それだ!

作家集団Addictoe オフィシャルブログ-えれど

エレドータスだ!

作家集団Addictoe オフィシャルブログ-くっきり


劇中の実物の全身写真がないし、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-えれえれ
(あっても小さい)
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-eredo

先般亡くなられた梶田達二画伯や、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-eredo
※この絵が収録された、2003年の「ウルトラ博物館」の表紙が、梶田画伯の最後のウルトラの仕事だと訃報がらみで書きましたが、実際には2008年が最後だったそうですね。ここに訂正してお詫びいたします。

かのウルトラ怪獣漫画の大家、内山まもる先生の描かれた、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-どーた
着ぐるみっぽさを払拭し、生物感あふれるエレドータスと比較するのは、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-mou
あまりに分が悪いので、

ガレージキットのエレドータスと、徳井画伯の絵を比較してご覧ください。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぽぽぽ

奇妙にそっくり!


1975年4月16日生まれの徳井が、エレドータス(1971年7月9日初放映の、「帰ってきたウルトラマン」第15話「怪獣少年の復讐」に登場)を知っている、あるいは記憶に鮮明にとどめているとは思えず、
まさに偶然の奇跡と言える。



この話には、続きがあります。

それについては、またいずれ~。