実に約4ヶ月ぶりに、6月24日のこれの続き。
やっと、これの正体をば。
バンプレストの、とるとる愛テム、
つまりクレーンゲームの景品で、
商品名は
MOBILE SUIT GUNDAM OPERATION V SET
機動戦士ガンダム V作戦セット
2000年の製品です。
↑パッケージの、このあおり構図のガンダムに、素性の良さを感じ取りました。
ライフルとシールド装備のガンダムと、
ホワイトベースの格納庫の1セクションのセットです。
ガンダムには換装ベッド、壁のウエポンラックが付属。
3種類でコンプ、
*ガンキャノンには換装クレーン、
*ガンタンクにはフットカタパルトと飛行形態のコアファイターが付属。
だそうです。
※後日ガンタンクはゲット。ガンキャノンは未収集です。
10センチサイズのフィギュアは、内部にコアブロックを収納していて、
これを芯に、
ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの上半身と下半身を組み替え遊びができる。
そうです。
↑このように。
フィギュアは安定して立たせるために足の形が若干アレンジされ、
ベッドのフロアに納めるために、足の向きが平行になってはいるが、
基本プロポーションは、設定画につとめて忠実。
ほぼ同サイズ、同スタイルのソフビスーツガンダムと比べても、
プロポーションと細部の突き詰めに秀でている。
個人的にはとても気に入っているが、
流通当初は、ほぼ同大でディテール豊富で可動部も多い、
MIA(モビルスーツ・イン・アクション)が全盛で、
可動部の乏しいこのフィギュアをMIAに取り替えて、
格納庫ディオラマの方だけを使用することも多かったらしい。
バンダイグループにはガンプラ以外にもたくさんの事業部があって、互いにしのぎを削っているため、ガンプラとは異なるモビルスーツの形が追求され続けているのが、すばらしいと思う。
企画者は、「これぞガンダム」のつもりで製品を世に送り出し、買い手は、「そう、ガンダムってこうだよね」を探し当てることに喜びを見いだす。
ガンダム本体に可動も過剰なディテールも望まぬ私にとって、
このガンダムこそ、10センチ級のベストなのです。
今後は、ベストザクの選定作業に話を移します。