中断の理由はこちら。
最近、検索ワードに「内山まもる」が増えてたので、
あらかた予想はついてたが、
こちらより
（以下転載）
1971年から74年に小学二年生（小学館）で連載されていた、内山まもるの「ウルトラマン」シリーズ4作品が単行本化する。その第1弾として、「帰ってきたウルトラマン［完全復刻版］」が復刊ドットコムより9月下旬に発売される。
内山まもる版「ウルトラマン」は、数あるコミカライズの中でも高い人気を得ながら、長らく入手困難となっていたレア作品。この度円谷プロによるウルトラマンシリーズ45周年企画として、「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」の刊行が決定した。
単行本には連載時の全扉絵を含む本編のほか、内山の新規インタビューや、ミニメッセージマンガも収録。さらに当時愛読していたという映画監督の樋口真嗣が、復刊を祝し「生きててよかった！」と熱烈な推薦文を寄せている。
↑この記事では触れていないが、本家復刊ドットコムでは、以下の解説も添えられている。
数あるウルトラマンのコミカライズ作品の中でも「最高傑作のひとつ」と絶賛された同シリーズは、雑誌掲載以後、2000年代半ばにコンビニコミックとして発売（すでに販売終了）されたのみで、現在では入手困難な“幻”のレア作品となっており、まとまった形での本格的単行本化が、ファンの間で熱望されていました。
このコンビニ版（マンガ本編に関する詳細な分析はこちらで）、
↑2004年７月30日発行。350円
お値段激安（350円！）はいいんだけど、ほとんど人知れずの刊行で、かなりの内山まもる通を自認する私でも、（混乱期に身を置いてたとはいえ）ずっと後になって知った。
出版元でも、コンビニコミックというやり方は、
↑2004年８月６日発行。300円
↑2005年７月８日発行。450円
↑2006年11月10日発行。550円
↑2007年11月21日発行。300円
内山ウルトラ復刊の手段としては、最善とは言いがたかったという判断だったらしい。
具体的には、思惑通りには売り上げ部数が伸びなかった。
そこで昨2010年には、限定版の「ウルトラコレクションボックス ザ・内山まもる」を発売。
幻の『ウルトラ戦士 銀河大戦争』を復刻し、
※幻の理由はこちら。
かつ宣伝告知も、その時点でウルトラファンとして稼働している層に対象を思い切り絞り込んだら、（これだって、周知徹底されたとは言いがたい気もしたが……）予想を上回る大成功。
それが呼び水となり、「内山まもるウルトラマン全集」構想として具体化した第一弾が、これというわけ。
コンビニコミック時の2004年版は、当時の流通商品のタイアップ記事や広告が各話の間を埋めたが、今回はそこを復刻しても意味がないから、
＊内山まもる新規インタビュー
＊内山まもるによるミニ・メッセージ漫画（新作）
も収録予定。
さらに
※「小学二年生」本誌掲載分の全話を網羅しておりますが、71年9月増刊号掲載の「決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣」については、
今回収録しておりません。ご了承ください。
とあるが、『エース』の時の未復刻分、「怪獣はか場のけっとう」や、
『タロウ』の「小五」掲載分の未復刻分ともども、
↑「小学五年生」の「タロウ」最終話のトビラ。
これについては、こちらでどうぞ。
復刻の道筋は、すでについていると思うぞ。
にしても、復刊ドットコムからとはねえ。
今回は過去ログとのリンクに終始して、それだけでも長くなってしまったので、もうちょっと私的な関連ブログをまたいずれ。