櫻井よしこ④ | 勝利の法則

櫻井よしこ④

過去日記【櫻井よしこ櫻井よしこ② 櫻井よしこ③


「気高く、強く、美しくあれ」  -日本の復活は憲法改正から始まる- 小学館 2006.08.20発行


-------引用開始、P.22,23----------------------------------------


「平和を愛する諸国民」は誰を指すのか


この国の為政者の心から、国家の存在とその意味がどれほど薄れさったか、そのことを知るひとつの例として、少々長くなるが、尖閣諸島と東シナ海を巡る日中間の争いを振りかえってみる。あの海でこれまでの約四〇年間におきてきたことは、政治家や官僚が日本の政治家や官僚であることを忘れてきた姿を浮き彫りにしている。それはある意味で、現行憲法が謳いあげた価値観を忠実に体現してきた人々の姿である。皮肉にも彼らこそ、真の意味で戦後の日本人なのかもしれない。


米国が日本に与えた憲法前文を読んでみよ。」そこには「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書かれている。日本の政治家や官僚の東シナ海での振る舞いは、憲法前文に書かれた諸国、この場合は中国の、「公正と信義に信頼して」、日本の「安全と生存」を任せた振る舞いであり、現行憲法の申し子としての行動パターンに他ならない。


東シナ海での日中の争いの発端は一九六九年である。この年、周知のように国連のアジア極東経済委員会(ECAFE)が尖闇諸島付近の海域の調査結果が、極めて有望であったことを発表した。ECAFEの報告書は台湾と円本の間の大陸棚は世界で最も有望な石油貯蔵所のひとつである高度の蓋然性が存在する」と記し、予測される埋蔵量はペルシャ湾のそれに匹敵すると明記したのだ。


沖縄県に所属する尖閣諸島は当時まだ米国の占領下にあった。そして七一年六月に日本が沖縄返還協定に署名して暫くがすぎた七一年一二月三十日、中国政府は尖閣諸島の領有権を猛然と主張し始めた。中国政府は公式に声明を発表し、沖縄返還に伴って尖閣諸島を日本領土とすることは「中国の領土主権に対するあからさまな侵犯である」として烈しい非難を展開したのだ。


にもかかわらず、翌年九月二九日、田中角栄首相と大平正芳外相の下、日本政府は尖閣諸島の帰属問題に触れないまま中国と国交を樹立した。さらに六年後の七八年、今度は福田赳夫首相と園田直外相の下で日本政府は中国と平和友好条約を結び日本から中国へと多額の政府開発援助と高度の技術援助が与えられ始めた。


当時の中国はソ連からの核攻撃を真剣に怖れていた。七八年も七九年も、最高実力者・鄧小平が来日の度にソ連の脅威を強調したほどだ。ソ連の革事的脅威を怖れる余り、日中平和友好条約にソ連を念頭においた反覇権条項を入れることを要求し、日本に軍事力の増強を求めた。


その求め方は露骨で、八○年四月末から五月にかけて中国を訪間した中曽根康弘氏に対し、中国の人民解放軍副参謀総長の伍修権は日本が軍事費をGNPの一%以内にとどめるのでは不十分であり、倍増して二%にしたらどうかと提案した。日本に軍事大国化せよと、具体的数字をあげて要求するほど中国はソ違の脅威を怖れていたのだ。

---------引用以上---------------------------------------------------------


チウゴクの反日は、単なる外交の手練手管である。
日本のまともな政治家なら、この程度のことは承知の上で論議している。
共産や社民は、チウゴクの子分なので総てわかった上で「反日論」を展開している。
だから、やつらの顔は醜悪なのだ。


社民の前党首であった土井クン何ゾは、醜悪を通り越して醜怪である。

顔は心を写す。


その点、社民の現党首は多分、「純粋」「まっすぐ」に日本の過去を断罪している。
福島くんの言動を見聞きしていると、真性のアフォだと見受けられる。
共産の古狸(市田書記局長)や、TBSのキツネ(筑紫哲也)はチウゴクの手練手管を承知の上で、反日の言説を吐く。
謂わば、確信犯である。


福島くんは、純粋の正義感で反日を主張している。
だから、醜悪な容貌ではない。
むしろ、白痴的な容貌に見える。

福島くんのような「純粋」「まっすぐ」くんは大勢いる。

現行憲法の下で、戦後教育制度が作り上げた標準作品が福島くんを始めとした「純粋」「まっすぐ」

くん達なのだ。


福島くんは弁護士出身なのだから、偏差値は良いのだろう。
しかし、偏差値と賢さは違うという典型だ。
福島くんの顔と、金ブタ国の隣国の親玉 の顔が似て見えてくる。