五行 木→ 火→ 土→ 金→ 水
五蔵 肝 心 脾 肺 腎
五腑 胆 小腸 胃 大腸 膀胱
この表の→の方向に従って
エネルギーの循環がおこなわれますよ。
五行の相生関係ですね。
なあんだ!実に古典的なあれですよ。
五臓なら、
肝は 心の母です。エネルギーを 心に与えます。
心は 脾の母です。エネルギーを 脾に与えます。
脾は 肺の母です。エネルギーを 肺にあたえます。
肺は 腎の母です。エネルギーを 腎に与えます。
腎は 肝の母です。エネルギーを 肝に与えます。
ここで、鍼法を一つ。
難経六十九難
虚する時はその母を補い、実するときはその子を瀉す。
もし、あなたのカラダを調べてみて、
腎が元気がなかったら!
腎虚ですね。→老化がよく現れている状態です。
腎が虚していたら、その母である肺に
エネルギーを補充しなさい。
逆にもし、
ストレスで 肝が実していたら、
その子である心(心包)のエネルギーを他に移しなさい。
となりますね。
実際の臨床では、こんな事を目安にして
治療の根幹をつくっていくんですね。
基本 これだけ。
あとは、細かい末梢の症状を取り除いてゆきま~す。