クックちゃん | 美心伝心

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今回は小学生の頃、


“おしいれ”に閉じこめられた話・・・


ではなく、


あるところに閉じこめられた話をしよう。


小学校3年生の時、


そう、以前にもブログで紹介した


あの“こわ~~~い先生”が担任だった小学校3年生・・・の時


先生は鶏を飼っていた。


名前は「クックちゃん」


たぶん、鶏がクック、クック鳴くから


「クックちゃん」???


クックちゃんは最初、校庭のすみの大きな鶏小屋に住んでいた。


しかし、鶏が何者かに食べられる事件が頻発したため、


教室で飼うことになった。


夏休み前に集団工作で、クックちゃんの鶏小屋をつくった。


教室の先生の机の横に、鶏小屋は置かれた。


餌と小屋の掃除は、当番制にして交代で行った。


教室に鶏小屋?


今の時代、信じられない話だ。


しかも、臭いし・・・


そんなある日、悪ガキだった僕は、クラスの「終わりの会」で


いつものように、その悪行を言われ、


それを聞いていた先生は・・・


「こら!丸山!、お前は鶏小屋にはいっとけ!!!」


・・・・・・


「え~~~~~」


・・・・・・・・


即座に首根っこつかまれ、


クックちゃんのお部屋に入れられた。

・・・・・


も、ものすごく、臭い!!!


クックちゃん、僕を敵だと思ったのか、


バタバタと暴れまくり、


くちばしで頭をバシバシつついてくる。


糞は舞い上がり、もう、さんざん!!!


先生も、すぐに出してくれなかった。


僕は決して泣かなかったが、クックちゃんは鳴きまくり・・・


今思えば、恐ろしいことだ。


そんな、先生との思い出はまだまだ続く・・・・・