今日のソウルサクリファイス
今回はソウルサクリファイスの「魔法使いの仲間」クエストの悪徳魔法使い第四章の感想を。
強欲な魔法使いボーマンさんと共に大型魔物「金欲スライム」を倒した主人公。
どうやらボーマンさんは、その魔物の人間時の事を知っている模様。
元の人間は家族を想う気持ちが貧困によって変質して魔物化してしまったようです。
そして「金欲」の恐ろしさを知るボーマンさんは、後に主人公にとって意外な行動を取ります。
「もし、世界中の人間が金持ちだったら魔物は生まれない」。
自らの信条を語りながら主人公と共に旅を続けるボーマンさん。
次の戦闘は依頼人の元へ向かう途中で出会った「成金グール」との戦い。
フィールドには死にかけの魔法使いアシャラさんが居たので仲間にするためにサクっと救済で生き返らせます。
敵は大型ではなく小型の雑魚モンスターなので、3人がかりで今回の討伐クエストは早めに終えることが出来ました。
依頼人は「金欲スライム」になった男の家族で、おそらく依頼内容自体が「金欲スライムと化した男の救済」だった模様。
しかも旅の途中に集めていた金品を全てその家族に渡すボーマンさん。
魔物化から救うだけでは根本的な解決にならないと知っているからこそ、その原因である貧困から家族を救います。
明らかにされたボーマンさんの金への執着心の理由は「稼いだ金を使い貧しい人々の魔物化を未然に防ぐこと」。
ていうかカッコ良すぎだろこのオッサン。
初対面時の最悪の印象による劇場版ジャイアン効果に加えて、大体主人公の相棒以外はロクな性格の魔法使いがいない世界だけに、ボーマンさんのカッコ良さが際立ちます。今のところ自分の中で今作で一番カッコイイキャラに認定です。
世界観的に「魔物化した者はどんな理由があろうと無条件で殺害対象」というルールがあり、作中でほとんど全ての魔法使いがそれに従う中、独自の「魔物退治」を行い我が道を行くボーマンさんは本当に格好良い魔法使いだと思いました。
★
というわけでソウルサクリファイスの「魔法使いの仲間」クエストの一つ「悪徳魔法使い」の感想でした。
ソウルサクリファイスは本編が重たく暗い雰囲気の話だけに、このストーリーの序盤のコミカルさと終盤のボーマンさんのカッコ良さと物語の後味の良さが息抜き的に非常に良い感じでした。
そして、このクエストをプレイすることで、他のクエストに同行者としてボーマンさんを連れて行けるようになるシステムも嬉しいです。
やはり共に戦う仲間は過去や信念が解っている方が愛着を持てるしプレイしていて燃えますので。
「魔法使いの仲間クエスト」は、次のエピソードである「魔物の子供」というストーリーも色々と考えさせられる切ない話で大好きです。
しかしこの淡々と内容を紹介する記事が読んでいて面白いのかという疑問と、ネタバレ的に全て記事にしていいのかとか、そもそもこの記事に需要があるのかとかが分からないので様子を見て記事にするかは予定は未定で(略)。
何はなくとも、ソウルサクリファイスは非常に面白いゲームなのでオススメです。Vitaを持っているのなら買って損はない作品の一つだと思いますので興味のある方は是非プレイを。
と、つらつら書きつつ終了です。
それでは。
SOUL SACRIFICE ソウル・サクリファイス (通常版)
PlayStation Vita SOUL SACRIFICE PREMIUM EDITION
☆
明日の映画
テレビ東京 昼1:25~3:25
「白と黒のナイフ 」
日本テレビ 深夜2:19~4:00
「ラヴェンダーの咲く庭で 」