おもしろいこと | Green コミュニケーションズ

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インターネット広告を扱う営業マンのblog

年が明けて、鬼の役を買って出た節分もあっという間に終わった。考えること、こなすことが増えることで、ちょっと立ち止まる時間を意識的に作らなすぎてしまった。電車の中でスマートフォンを睨みゲームばかりしている場合じゃないんだよ。

 

雑誌なんかの編集者と話す機会があった。興味深かったのは「我々の業界/編集者は他の業界とちょっと違う」という認識を言葉にした点だ。いわゆる変人を自覚している発言ではなく、特殊な環境から出たのかは定かではないが、ただ私自身は話していて、さほど違いを見いだせなかった。どこにでもある下世話なネタに反応するし、トレンドに敏感な点は個人差も感じて、なので恐らく仕事のスタイルから出た言葉なのかもしれない。もしかしたら、ちょっと特有な業界にいるということを自負しているのかもしれない。

 

それと、印象的だったのは「面白いこと」に過敏に反応することだ。本のネタにしたいのか、自身の経験として蓄積したいのか、起きた事象に対してどういった切り口が面白いかを考える議論は聞いていて、それこそ面白かった。自分のひどい恋愛もネタにしてしまう姿勢には、尊敬しちゃう。

 

本を作るため人に会い、語りそれを形にする作業は私が想像している以上に、泥臭い作業なのかもしれない。それこそ、恋愛や下ネタを織り交ぜないと紡ぎだせないものなのかもしれない。こうしてブログ1つ書くのでさえ、時間と気持ちを整えて向き合わないとできないのだから、当たり前か。整えることばかりを意識せず、もっとそれこそ「面白いこと」に関わっていこう。どこか抑止していたような気もするけれど、そんな必要はなくて、むしろ今はそれが必要な気がするんだ。