コンフォートゾーンという言葉を知っていますか?
ターゲットとする目標の上限と下限の幅のことを言います。
「最終的に、この範囲の中に入る結果が出せれば良しとしよう!」
そう思えるようになることで、「逆に好結果を生む」
きっかけになると言われています。
3時間10分を目指している方が、
調子が良ければ3時間08分も可能。
調子が悪くても、3時間12分では走りたい。
そういう幅のことを言います。
これが、ピンポイントで3時間10分じゃないと
自分を許せないとなると、
途中のラップが悪い場合、ハーフ地点を過ぎたばかりなのに、
諦めモードになり、集中力を欠くことになったりします。
特にゴルフツアーに多く使われる言葉ですが、
マラソンをはじめ、様々なスポーツ選手が
この言葉によって、メンタルトレーニングを行っています。
目標記録を作る場合、その記録のみをピンポイントで目指すと
途中で体調が悪くなったり、何らかのアクシデントがあると
「あっ、もうダメかもしれない」と思ってしまいます。
この不安は、一度芽生えると日々増殖していきます。
「あー、もうダメだ」
「どんどん悪くなる、どうしよう」
「レース出たくないなぁ」
本当はリカバリ出来る程度の問題でも、
メンタル面のダメージを受けると、
なかなか復活しにくくなります。
しかし、コンフォートゾーンをつくるメンタルトレーニングを
行っておくと、どんなアクシデントに見舞われても
冷静に考え、適切なバックアッププランを実行することが出来ます。
「コンフォートゾーン」
覚えておいて損の無い言葉です。
(つづく)
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マラソン成功の為の魔法の言葉