![アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/10/aadydeiko/65/a0/j/o0300019911591889412.jpg?caw=800)
![アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/10/aadydeiko/43/58/j/o0300019911591887562.jpg?caw=800)
![アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/10/aadydeiko/7c/2c/j/o0300019911591889411.jpg?caw=800)
![アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111107/10/aadydeiko/3a/f5/j/o0300020311596515027.jpg?caw=800)
![$アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111107/10/aadydeiko/c8/c2/j/o0300020311596515026.jpg?caw=800)
![$アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/10/aadydeiko/34/aa/j/o0300019911591889413.jpg?caw=800)
ディヤルバクルで2泊したあとは、シリアとの鉄道国境でもあるイスラヒーエに向かいます。イスラヒーエへ列車で向かうのは、アダナから夕方1本出ている以外は、テヘランからシリアのダマスカスを目指す国際列車シャーム・エクスプレスに途中乗車するしかないのであきらめ、ガジアンテプのカラージュ・キリスからドルムシュで。あまり暗くならないうちにイスラヒーエに入るとなると、ガジアンテプから夕方前にはドルムシュで発車したい。さらに、ガジアンテプ特産の銅製グラスも買いたいとなると、ガジアンテプまで4時間かかるディヤルバクルをホテルチェックイン後、そのままバスに乗った方ががよさそうです。
前回も取り上げたとおり、この区間は長距離バス街道ですから、乗るバスはよりどりみどり。午前中なら同時刻に複数の会社が発車するはずだと、予約せずにオトガルに行ってみることにしました。
ホテル近くの旧市街バルックチュラルバシから市内線ドルムシュで30分、オトガル入口で降りたら9時ちょっと前、トルコの長距離バスは大きなオトガルではたいてい00分発か30分発ですから、9時発にはちょいと厳しいか、と思いつつオトガルに近づくと、いました客引きが。素早く「アンテップ」と告げると、こっちだと窓口に連れて行かれ、発車間際のバスに導かれます。今デジカメ画像のタイムスタンプで確認したら、ドルムシュを降りた幹線道路から、車内着席まで6分弱! こんな大きなオトガルではすばらしいタイムです。運賃はたしか25TLだったかな。
バス会社はイエニ・ディヤルバクルYeni Diyarbakır。トルコ南東バス路線のハブともいえるディヤルバクルには多数のバス会社がありますが、ややマイナーな方。でもバスはバーソナルテレビやオーディオ完備のメルセデスTravegoですから、立派! ゲームやアニメは娘の退屈しのぎになりますので、助かります。
この便はトルコ南東部のバス街道をひたすら西に走ってメルスィンまで行くもの。バス前面窓に掲出された行き先表示版には、ディヤルバクルのシンボルでもあるチグリス川に架かる10連石橋とともにスイカが描かれていました。2年前に来た時は気づかなかったのですが、ディヤルバクルはスイカの一大産地らしく、オトガルのお土産屋にはずらりとスイカの置き物(要らないなあ)、オトガルから町に入る手前のカンタール交差点のまん中にはオブジェの上に鎮座するスイカ... なんだかシュールです。 ただ、訪れた5月はまだスイカのシーズンではないらしく、ホテルの朝食でも見かけませんでした。9月にスイカ祭りがあるようです。
スイカの勢いはとどまることを知らず、ディヤルバクルでも1、2を争う大きさのバス会社、オズ・ディヤルバクルのバスは全車両の側面に大きなスイカが... 。このバス会社、たんなるデザインではなく、会社のマークにも下半分にスイカを組み込むほどの入れ込みようです。このスイカバスをカメラに収めたかったのですがディヤルバクル発車時には時間がなく、ウルファのオトガルでの休憩中にようやく撮影できました
![$アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111107/11/aadydeiko/65/e6/j/o0162015111596546387.jpg?caw=800)
![$アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/10/aadydeiko/7f/48/j/o0300019911591889415.jpg?caw=800)
まっすぐ横長に乗り場が並ぶオトガルで、ホーム上にかけられた日除けがメヴラーナでくるくる回るスカートのように見えるのが印象的。斜面に沿った地形を生かし、この写真の長距離バス乗り場の下には、近郊の町を結ぶドルムシュが発着するフロアがある、2層式のオトビュス+ドルムシュ一体型オトガルです。下をのぞくと、ネムルートダゥ最寄りのキャフタへと向かうBirlik Kahtaのドルムシュが見えました。目には入りませんでしたが、ハランやアクチャカレ行きのドルムシュにもここで乗り継げるはずです。ウルファの町はあまり歩いたことがありませんので、また次回じっくり訪問したいところです。
ウルファといえば、ジェスルやタトルセスといった老舗の大きなバス会社が有名ですが、最近ウルファアストールが売り出し中。かのトルコ随一のバスサイト、ネレデンネレィエ(訳して「どこからどこへ」)にして未掲載の、大穴バス会社ですが、あのネオプランスターライナーを5台、フル装備のメルセデスのTravegoを20台以上所有する、鼻息の荒い会社です。写真はTravego。
![$アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/10/aadydeiko/4a/d6/j/o0300019911591890783.jpg?caw=800)
![$アーディで行こう](https://stat.ameba.jp/user_images/20111105/10/aadydeiko/ea/79/j/o0300019911591890784.jpg?caw=800)
また、下の写真はディヤルバクルを拠点とするスタル・ディヤルバクル。この会社はスイカを使っていませんね。黒玄武岩の城壁をシンボルにしているようです。こっちもフル装備ですね。