2009年秋にアンカラ駅を訪問すると、アンカラ駅に発着する列車の時刻表が掲出されていました。途中で停車する主要駅の時刻も掲載されているので、旅行日程を立てる際の参考にどうぞ。TCDDトルコ国鉄のHP（急行列車についてはこちら）に掲載されていない列車も、これでわかります。
画像をクリックすると別画面になるので、左右切れずに確認できます。
New! 2011年2月23日から、以下の列車のうちGüney、Vangöu、Doğu Ekspresiの運行時刻が大幅に変更となりました。特にVangöu Ekspresiはエラズー打ち切りとなっています。
詳細は、トルコ国鉄公式HPのこちらの変更時刻表にて確認してください。
アンカラ～イスタンブール
YHTとあるのはトルコ国鉄が誇る高速列車。今のところ、アンカラとエスキシェヒル間の暫定開業です。YHT＋～とは、イスタンブールまでの接続列車。Transasya、Güney、Vangöu、Doğu Ekspresiはアンカラ始発ではなく、東部から来るので遅れることが多いです。
イスタンブール～アンカラ
こちらは全てハイダルパシャ始発なので、始発時点では遅れることはありません。
アンカラ～イズミル
エスキシェヒルまでは上と同じ路線を走ります。その後南下しキュタフヤから西進、マニサでバンドゥルマからの路線と合流してイズミルに至ります。イズミルの駅はバスマーネといいます。9 EYLÜL EKSPRESİはトルコ国鉄のHPには非掲載の列車です。
イズミル～アンカラ
アンカラ～カルス
アンカラ～カイセリ～スィワス～エルズィンジャン～エルズルム～カルスと東進します。
DOĞU EKSPRESİはイスタンブール始発なので、アンカラ時点で遅れていることがあります。
ERUZURUM EKSPRESİはアンカラ始発で、車両も同じTVS2000という冷暖房完備のきれいな車両です。2008年にエルズルムやカルスで聞いた限りでは、ERUZURUM EKSPRESİの人気の方が高かったです。たぶんDOĞU EKSPRESİの方が新しい車両に置き換わるのが遅かったのでしょう。
カルス～アンカラ
アンカラ～タトワン
スィワスまでは上のカルス行きと同じですが、その後南下してマラテヤに出、そこから東進してワン湖西岸のタトワンまで行く路線と、マラテヤの東から南下してディヤルバクル経由バトマン、クルタランに至る路線の２系統があります。
VANGÖLÜ EKSPRESİ とGÜNEY EKSPRESİはイスタンブール始発なので、アンカラ時点で遅れている可能性があります。また、この２列車は日替わりでどちらかが走ります。一番右端の欄が運行曜日です。
TRANSASYA EKSPRESİはワン湖を連絡船で越え、ワンからイランの車両になってタブリーズ経由テヘランまで走ります。
4 EYLÜL MAVİ EKSPRESİはTCDDのHPに非掲載の列車です。夜行ですが座席のみで寝台は付いていません。
タトワン～アンカラ
アンカラ～アダナ
ÇUKUROVA MAVİはEKSPRESİではなくTRENİ扱いです。でも寝台が付いています。カイセリ～アダナ間には昼行のERCİYES EKSPRESİ があります。どちらもTCDDのHPに掲載されています。
アダナ～アンカラ
アンカラ～ゾングルタック
アンカラから北、サフランボルの入口カラビュクを通り、黒海に面したゾングルタックに至ります。KARAELMAS EKSPRESİは、TCDDの急行HPには非掲載です。アンカラ始発はこの列車だけですが、並行してハイウェイがないカラビュク～ゾングルタック間には区間列車が５本走っており、TCDDのローカル線HPに時刻表があります。
ゾングルタック～アンカラ
アンカラ～クルクカレ
アンカラから東へ向かうローカル列車です。１日２本だけ走っています。
アンカラ～ポラットル
アンカラから西、ミダス王の墓があるゴルディオン遺跡への入口ポラットルへの区間列車です。アンカラ始発はこの１本だけですが、アンカラ近郊電車の西端スィンジャンから、ポラットル間にも区間列車が１日数本出ています。
トルコの鉄道風景が紹介されている、今月発売の雑誌です。
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こちらは知られざるイランの鉄道が13ページも載っている雑誌です。Amazonでは売り切れたようですが、版元にはまだ在庫があるようです。
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