暁闇新皇―斎姫異聞 (講談社X文庫―ホワイトハート)/宮乃崎 桜子(著), 浅見 侑¥557Amazon.co.jp

【大人気「斎姫異聞」シリーズ第6弾!
私は<神の子>、ずっとひとりで闘ってきた!
都を混乱に陥れる“新皇・平将門”の怨霊!その〈邪気〉に苦しむ宮。都を留守にしていた義明は、そのとき……!?

寛弘4年(1007)初秋。
内覧藤原道長は、念願の御嶽詣に吉野へと出発した。宮に付け文をよこした頼通も一緒とあって、随行する義明の気は重い。
都では、花山院の御所が謎の獣に襲われ、宮を“姉”と慕う第一皇子敦康親王に取り憑いた怨霊が、平将門と名乗る。
親王を救わんと、ひとり闘いを挑む宮。
急遽、都へ舞い戻った義明だか……宮を危機から救うことができるのか!?】
(アマゾンから引用)

■ 感想とか色々

だから地味に被害多いよな!?
いや被害多かろうが少なかろうが名前も顔も知らない人間悼むほどできちゃいないからいいんだけどさ! 今上がまた「呪われてるのだろうか…」ってなっちゃわない!?
親王が憑りつかれるとか洒落にならんだろーよ。生まれ変わりでも洒落にならんけど、立った「噂」がそのまま事実になっちゃったら動きにくくなりそうな。

道長さんは引き続き怯えている
化け物だろうと神の子だろうと能力は能力として変わらないのだから、そんなあからさまな敵意向けたらそれもうアウトな気がしないでもない。
義明さんはあんまり気にしてないっぽいが。というかあの人のらりくらりと生きてるよな、あんまりやる気ないし。宮さま関連ですらあんまりやる気ない、気ばかりが焦ってる。長男って聞いて「え!」となったくらい。

味方も引き続き水曜星
土曜とは仲が良かったのに…(笑)、水は形取っているせいか言葉を交わしているせいかなぜか仲が悪いように見えるぞ
隼太も引き続き登場。
義時さんが煩い。相対効果で煩い。

あと基本的に宮さまそんな強くないのになぜあんなに単独行動なのか段々解らなくなってきたぞ
神の子名乗るにしちゃ弱くねえ? あんなもん?
義明さんも宮さまも(伊周さんや道長さんや頼道さんやカゲキや重家さんや貴子さんも)そんな好きではないし興味もないのでどうでもいいんだけど、もうちょっと義明さんは感謝されていいと思う、この人の自業自得もあるけど。つかこの人女々しくて「なぜそこで言わん」というのがありすぎて困る。
宮さまの自分は男認識ってなんなの初潮でも来たらちょっとは変わるの!?
あ、ヤヒトはこの前でちょっと好きになった。カゲキは宮さまをどうしたいのか解らないし、傷付けるなら傷付けるにしても、宮さまが不利になるような采配を振るにしても、生温いのでなんとなくそんなでもない。


平将門兼もとかたさん
もとかたさんマジ迷惑、お前何巻に渡って出てくるんじゃー!!
しかもまた逃げるし。地味に義時さんの言っていることが当たっていた。
内親王と仲良くなれたようでよかったです
義時さんも義明さんも「嘆息」すること多いよなー 笑うにしても苦笑や失笑が多いし、窮地に陥ってもなんとかなる。

道長さんは都を離れている間に伊周さん関連の噂を聞いて慌てて帰ったり
他人の行動って、本当、自分の思うように解釈するんだなあと。
奥さんからの「お気を付けて」を「道中危険かも…?」と取る

イラストレーターは浅見侑さん!


満天星降(まんてんにほしのふる)―斎姫異聞 (講談社X文庫―ホワイトハート)/講談社¥494Amazon.co.jp
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