妓楼には鍵の姫が住まう -黄泉がえりの人形- (f-Clan文庫)三笠書房/水瀬桂子
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【死人を見る目を持つ誠二と、化け物姫の異名をとる紅羽。
いつの間にやら『お気に入り』となった誠二は、紅羽と奇妙に和む交流を続けていた。そこに、供養人形が消え、死んだはずの娘が目撃されたという怪異が持ち込まれる。事を調べる中であらわになる、紅羽の従者・十夜の壮絶な過去と哀しい願い。
紅羽に託され十夜を救おうとする誠二だったが、此度の怪異には兄が関わっていて…。 】
(アマゾンから引用)

■ 感想とか色々

詰め込んだなーと思った
十夜の壮絶な過去、腕を失った理由、寄せられた好意
十夜の腕の作り手である朧姉さんから見た鍵姫
誠二のお兄さんと恋人、遠い昔自分のことを弟と呼んだときのこと
拠り所と〝まこと〟と姫さんの出自

今回は誠二がさくさく動いてくれたのでよかった~
そこら中に伏線まき散らしているので(商談したアメリカ人はもう1回くらい出てきそう)どこを拾ってどこは続きになるのかは読んでいて楽しかった(笑)
思っていたよりたくさん拾ったので全体的に薄れちゃった印象
姫さんでれでれなので! なんかな! いや誠二いい奴だけどな!

十夜と姫さん、十夜視点がないので主従関係なのかどうか…、まあ主従だろうな、十夜は寺入りそうな勢いだったけどなあれ
兄さんとことん不憫。テリトリー侵されそうになるし恋人死ぬし自分は倒れるし。
見合いどうするんだあいつ。


イラストレーターは睦月ムンクさん!
便宜上タイトルは(2)と表記しますが正確な書名ではありません~


妓楼には鍵の姫が住まう -死人視の男- (f‐Clan文庫)/三笠書房
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