銃姫〈4〉Nothing or All Return (MF文庫J)/高殿 円
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【この世から言葉を消し去ると言われ、恐れられている謎の「銃姫」。
その行方を求めて旅に出たセドリック、アンブローシア、エルウィングの三人。
猛烈な吹雪に襲われた一行は、聖教の研究機関「蜜蜂の館」でその足を止めた。
それぞれの過去に闇を持つアンとセドリックは、館の人々との出会いをきっかけに、その運命と向き合うこととなる。
ガリアンルードの悲劇の裏に隠された秘密をアンに語るプルートの真意とは?
そして、魔法陣の彼方に広がる戦場でセドリックが再会する意外な人物とは。 】


■ 感想とか色々

最前線へ送られたティモシーとセドリックはバロットと再会
蜜蜂の館へ留まっている女主人、エルウィング、キトリ(蜜蜂)
アンブローシア・キサラ(働き蜂)はプルートの案内でシドンの街を見る


〝まっすぐ歩く〟ところでは不用意にガッと来たのでめっちゃ動揺した
いやあ頭パーンも内臓ぐちゃーも平気だけどああいうのは無理だわホント
前振りナシだと余計にゾッとする
動揺するのって意味ない上に邪魔なだけだからなるべくしたくなかった、のに3回も読み直したぜー あー怖かった!
セドリックの甘っちょろさとアンブローシアの弱さの割には酷いことやらせるのな、航空機も戦車もなしで機関銃開発くらいならあんな感じなのかなあ
銃剣突撃ですらない。プルートの言葉を信用するならあれガリアンルードに持たせたのは最新式なんだが使い捨てとは贅沢だな。
「なにかできること」は振出しに戻った。
しかしあんなこと目の前で見させられてアンブローシアは王のとこ行くのか。解らん。
プルートは好きだし4巻でも嫌いではないよ、だけどわたしはアンブローシアの方が好きだし彼女の方を優先する
ただしあれは彼女を傷付けもするけど役に立ちそうでもあるのでまだ死んでほしいとは思わない


キトリのことを天使というのはやめてやれよと思ったけど自爆しちゃった
別にあれの酷さは「歩く」ほどじゃない、だってあれは自分で選んだから
蜜蜂が蜂の巣ってのは結構よかった
女王蜂も生き残ってるしな、なんとかなるだろアレはアレで
闇の子いなくなったのかあとは思ったけど
それにしてもアンブローシアとセドリックの擦れ違いっぷりが激しい、エルウィングは3千年生きてるんだとか。謎である。
アンブローシアは拠り所か? 傷のなめ合いは大好きだけど君らは無理でしょう
アンブローシアが他人背負えるとも思えんし、あの子今回売国奴呼ばわりされて目の前で国民一斉掃射されて動揺してないはずがない、いっそのこと泣いてくれた方が安心できるのに怒ってたし
セドリックは今回あれほど嫌がってたことをあんなにあっさりするとは思わなくて意外でした、読んでて「あ、殺した」と思うくらいあっさり
善意に満ちたものをぺぺっと戦場に投入できるプルートすげえと思うが心底近付きたくない

献策をしたプルート、亜麻色の髪はガリアンルード人のもの
バロットのお目付け役シエラお気に入りのレース
羊のままであった王国とその国王
ケチャップさんの真の姿だとか
数字を出してくる相手に情を返すのは論点間違ってない?
アンブローシアは好きだけど彼女の能力までは信じていなかったようである
p262,263は夢に見そうで嫌である…


イラストレーターはエナミカツミさん!
というかセドリックとエルウィングの出会いとかお屋敷でのこととか重要度が高くないんだけど。けっこうアンブローシアが好きなだけなので。



銃姫〈3〉Two and is One (MF文庫J)/高殿 円
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