煉獄姫 ニ幕 (電撃文庫)/藤原祐
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【塔に囚われた煉獄の姫君アルトは、牢獄でかつての友と邂逅する。
王宮に囲われた少年騎士フォグは、自らの出生と向き合い、まだ見ぬ妹の存在を知る。
アルトの友でありフォグの妹でもあるその『彼女』は、鮮血と混乱、狂騒と悪意を引き連れ、再び瑩国へと降り立った。
彼女の策略は“煉禁術”で造られた偽りの人間たちを闇へと誘い、未曾有の連続殺人事件を引き起こす。
その渦中へ飛び込んでいくことを余儀なくされたアルトとフォグが、戦いの果てに見るものとは―？
策謀と毒気が渦巻く都市“匍都”で繰り広げられる薄闇の幻想物語、第二幕。】
■ 感想とか色々～
仕留め損なったあのお兄さん（死んで生き返って逃亡中）がまた出てくるとは思わなかった！
あの人は１回限りのお兄さんだと思ってた、だってあんまり強そうじゃないんだもの！
国に恨みを持っている人とか国が独占する研究とかに対して怒ってる人達も巻き込んでもっかい仕掛けるよ！
トリエラさんと似ている女の子もたくさん殺しちゃうよー
でもなんだかんだで「本物」は逃がしちゃうのでなんだかなあ。
殺すんだったらちゃんと殺せよ！
フォグの「友達」でもあるらしいのでそちらで利用されなければいいなあ。
天堂騎士の紳士で執事も出てくるよ。おじいちゃん！
また出て来ないかなー この人の「主」がフォグの（いうなれば）「妹」なのでまた出てくると思いたい。おじいちゃんいいよおじいちゃん。
あと行動の理論が「国のため」だから考えやすい、「アルトのため」であるフォグとはぶつかるだろうけどそこはまあ頑張れ。アイリスの剣を持っているおじいちゃん。
トリエラさんとフォグが話しているときに出て来た人の名前。
貴族の名前でメレネックかメネレックか毎度迷う。
イオ可愛いよイオ。
イオが成人（年齢はっきり書いてないから解らんが成人って一般的に２０だよな）すぎていることに驚いた！ 童顔！！
イオいいよー かわいいー
でもアルトがイオを思いっきり抱きしめられるのはイオが死んだときくらいのような。
なんで（雑魚っていうか影が薄いっていうかあんまり出てこなさそうな）キリエが表紙なの？ と思ったんだが幼馴染の男でも困るのでまあいっかと思いなおした。
思いの外キリエの絵が可愛かったってのもある。
しかし能力的にはやはり地味だと思うの。
まあそれ言ったらでてきてるホムンクルス（ホムンクルス！ すっかり忘れてた）能力って凄いけど地味だよな。アルトの背中のバリバリしてて派手なのに。
最早イオとアルトが可愛ければなんでもいい。
ホムンクルスはホムンクルスって言う呼び名よりもフラスコの中の小人って言う方が好き。
煉禁術と煉術。たまたま女の胎から生まれた化け物。
狂犬ではなく忠犬。手綱がある内は忠犬。リチャードさんは首輪くらいならかけられそう。
研究所攻撃されてる。
「毒を食らわば皿まで」っていうよりかは「虎穴にいらずんば虎児を得ず」って感じだった。
研究したいならその先が地獄でも飛び込めばいいじゃないの。
政府や官僚ではなく大臣や政権でもなく支持母体や組織・団体でもなく「国」を恨むっていうならそれ相応の覚悟を持ってどうぞ。
イラストレーターはkaya８さん！
二幕って書いてあるけど（２）で通します。
じゃあ順当に行けば最終巻は終幕なのかなー
ちょっと結構本当に思いのほか表紙のキリエが可愛くて困る、この子もっと雑魚っていうか登場３分で終わるチンピラみたいな存在だと思ってた、ごめん。
煉獄姫 (電撃文庫)/藤原 祐
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