煉獄姫 (電撃文庫)/藤原 祐
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【現世のひとつ下の階層に位置する異世界“煉獄”。
そこに満ちる大気は有害であり、一方で人の意志に干渉して森羅万象へと変化する性質を持っている。
瑩国第一王女であるアルテミシア―アルトは、その煉獄へ繋がる扉を身の裡に孕む特異体質の持ち主だった。
常に毒気を身に纏い近寄る者すべてを殺してしまうが故、普段は呪われた子として城の地下牢に幽閉されている。
しかし彼女は時折、外の世界へ出る。従者である少年騎士フォグと共に、王家の密命を受けて。
煉獄の毒気を練り超常を操る“煉術師”として。
策謀と毒気が渦巻く都市“匍都”で繰り広げられる薄闇の幻想物語、開幕。】



三人仲良し!

■ 感想とか色々~

仲が良いのは良いことだよ!
侍女さんと姫と騎士が仲よさそうなので嬉しいです、出来ればぜひともこのままでいてほしい。
お姫さんが外に出ている間人質扱いの侍女さんのお話で1本出来ませんか無理ですか。
お姫さんをおひいさんと呼ぶのが結構好きだったりする。


6年前に身罷られた先代王妃のために建てられた慰霊塔にある鉄格子付の部屋。
アルテミシア=パロ=ラエ妃殿下。
公式には生れ落ちて直ぐ王妃と共に亡くなったはずの王女。
煉獄の毒気は「花」の香りらしい。侍女さんはある程度平気なのか寿命を削っているのか。部屋の入り口までは行けます。それ以上入るとアルトがとめます。
アルトはかなりいい子です。かわいい!

正式名称 王立煉導院。
通称 辺獄院(りんぼ)。
いろいろ開発してるところ。

アルトやフォグやイオ(侍女さん)がいるのが瑩国(えいこく)。
なんか変なのを作ってるのが悳国(とくこく)。
悳さんは瑩さんから見て海を隔てた東にある大陸の一角。大陸の中程に位置する国。
機械の歯車などを始めとした精密な工業製品の製造技術に優れており、瑩国にとっても重要な貿易相手。らしい。(p111)
ちなみに正統丁字教とか宗教で煉術を認めているとかいないとかあったが忘れた。
神さまだったらまだ知る気になるが、宗教は良く解らん!
パラパラっと見てたら拂国(ふつこく)もあった。
しかし名前は明らかに横文字アルファベット英語。
ひとり東洋系の服装(日本だとしたら大分時代が限定されそう、つかあれ中国なのか?)
クリスティーナってちょっとフランスイメージだったりする。


フォグは市井の煉(正しくは火の右が「柬」)術師となんで一緒に行動しなきゃなんねーの、とちょっと怒ってたり。
フォグは時々フグと読み間違える。ほんとごめん。
お前アルトのこと好きすぎだろう。いやいいがな。優しいな。(アルト限定で)
イオさんもアルト限定で優しいのでいいな。かわいい。
表向きフォグは王さまやお貴族さまと話さなければいけないので胃が痛くなりそう。
マーガレット王女殿下は出てきたけど忘れることにしました、前半1回出てきただけであと出てこない。
そのうち出て来るんだろうけど出てきたら出てきたで私がイライラしそうなので出番少なければいいなっ
あとこの場合フォグが姫さんの邪魔になったらあっさり殺しちゃいそう(ちゃんと殺せる人は好きー)
とくさんとこの王子様と婚約が進んでいる(内密なお話)らしいで。
リチャードさんは好きか嫌いか解らないので出来れば名前を覚えたくない、アルトのおじさんらしい。

煉獄の毒気にあてられても寿命が縮まらず倒れもしない特殊な性質のフォグ。
常に異界への扉を開いてしまうのでアルトが外に出るときはイスズの聖骸布なるものを着ております。
人間おおすぎてハテナ が ! でもお色気担当お姉さんとか東洋系の人とかおっさんとか冒頭で死んでまた生き返ってる不憫な兄さんとか解りやすかった。
キリエさんは重要キーワードだそうです。キリエって。キリエって。

とりあえず2人が可愛いよ!!
正直結構それだけだよ、ルビが多かったり技名が多いのでそこらへんも楽しいよ。
しかしお姫さん結構反則だな。
背中からバリバリ出てるのが(もうちょっと言い方無いのかと思う)ルナティックのルナっぽかった!
ルナ好き。未だに好き。蛟って本当に心底いい名前だと思う。

イラストレーターはkaya8さん!
心に剣をの人 か !(HPで気付く)
あと2巻発売直後の1巻とかホント紛らわしくてすいません。
2巻も読む!