COMPASS 第22条  【 「~する準備は出来ています!」 】 | 佐藤伝の開運COMPASS

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日本のある有名な若手の女性プロゴルファーが、

渡米してグローバルに活躍しようと試みましたが、

3年以上も勝利がありませんでした



それどころか

予選落ちするほどのスランプ状態に・・・・

 

 




そこで、たくさんのメンタルトレーニングのプロと

称する人たちが、あれやこれやと指導をしたそうです。






しかし成績はアップするどころか、

逆に低迷するありさま






多くのアドバイザーたちは、かわるがわるやってきては、

次のような指導をしたそうです。





「いいかい、Aちゃん、もう優勝したと思い込むんだ!

そして、鏡に映った自分に 向かって、

『優勝してしまいました、うれしいです』とつぶやくんだ。

なんといっても、セルフイメージが大事だからね

わかったかい! これが 最新のアメリカ式の

成功哲学なんだ」




こんな助言を繰り返したというのです。




あなたも、このアメリカ式の成功哲学なるものを、

1度は本や講演などで見聞きしたことがあるかもしれません。





すでにそうなった自分をイメージして、

過去完了形のアファメーション(宣言)を

実践せよ というものです。





一見 良さそうに思えるこの方法論の、

いったい どこに落とし穴があるのでしょうか。

 

 





それは、国民の気質の違いです。





アングロサクソン系の人たちが開発した手法が、

必ずしも日本人にそのままピッタリとあてはまるとは

限らないのです。







それは、私たち日本人が生まれながらにして持っている

「謙虚さ」 という素晴らしい気質にあります 。





自慢せずに 一歩下がって相手を立てるという

奥ゆかしさは、勝負ごとにおいては諸刃の剣

となることがあります。






「すでに優勝してしまった!バンザイ」 という

アファメーションを聞いた自分の潜在意識は、

「いや、いや まだ自分は優勝していないし……」

と本音の部分で、

違和感を感じ取ります。

 

 






その居心地の悪いギャップに

かえって

「優勝できていない自分」

というイメージを

拡大・拡張させてしまうのです。





では、いったいどうしたらいいのでしょうか





こたえは こうです









「~する準備はできています!」





過去完了形ではなく、

ワクワク現在進行形の表現をするのです。






その後、Aちゃんは、テレビのインタビューに

笑顔でキッパリ宣言していました。





「はい、優勝する準備はできています!」




このインタビューをTVで見た日本のお茶の間の人たちは、

みな こう思ったはずです。




「Aちゃん、今度は、なんだか優勝してしまいそうだなあ……」




案の定、彼女は、この大会を制して、

見事に海外での初優勝を飾りました

 

 




その後は、彼女は まるで優勝がクセになったかのように、

次々と目を見張る結果を出してくれています。





彼女が活用した

「~する準備はできています!」という

フレーズこそが、私たち日本人にジャスト・フィットした、

自分応援キャッチコピーなのです







第22条  【 「~する準備は出来ています!」 】まとめ


過去完了形ではなく、

わくわく現在進行形の表現こそが

ヴィジョンを加速してくれる




だからこそ、「○○する準備はできています!」

というアファーメーションは、どんなことにも有効なのです。


「結婚する準備は できています!」

「ひとりビジネスで 幸せに成功する準備は できています!」

「引っ越す準備は できています!」

「親孝行する準備は できています!」


などなど  もう 万能アファーメーションなのです。



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