Aという国が、テロの攻撃を受けました。
テロの実行者は、Bという国の出身者でした。
Aという国は、Bという国を「悪の権化」とみなし、
地上から消えてなくなってほしいとすら願いました。
ところが一方で、
Bという国では、
実行犯はヒーローとなっていました。
よくぞやったと言わんばかりの歓待を受けて、
のちにリーダーとして表舞台に立つようにさえなりました。
これは いったい 何を意味しているのでしょうか
それは、Aという国の 「正しさ」と、
Bという国の 「正しさ」 が一致していないと いうことです。
何が正義か、どれが正しいのかなんて、
時代によっても
地域によっても
民族によっても、
違ってきます。
唯一絶対 の 「 正しさのメジャー(ものさし)」 など、
そもそも 存在しないのです。
いつのときも、
戦争は 「正義」 の名のもと に行われます。
「自分たちこそが正しいのだ!」
「俺たちが正義だ、あいつらが 間違っているんだ!」
そんな主張が、どれほど人を傷つけるか。
そして最終的には、その主張をしていた自分自身も、
心身ともに傷つくことになるのです。
もう、正しさにしがみつくのは やめてみましょう。
そもそも、正しさなんて、危うく、表層的で、
いくらでも変化してしまうものなのです。
「~すべき・~ねばならない」
そんな あいまいな正しさ に振り回されると、
生涯を イライラしながら暮らすことになります。
そして、「戦い・競争」の泥沼に はまっていきます。
これからは
「~したい・~してあげたい・~させていただく」 という、
命の 「素晴らしさ・輝き・楽しさ」 に注目した行動を選択しましょう。
「 正しい自分 」 から 「 楽しい自分 」 へ と、
人生観・世界観・宇宙観 をシフトしていくのです。
人生、どのコンパス(羅針盤) をチョイスするかで、
運命は180度変わってきます。
自分こそが正しいのだという 「正しさ」コンパス ではなく、
自分もみんなも生命が輝く 「楽しさ」コンパス で、
人生を航海していきましょう。
幸せと成功が、向こうから笑いながら近づいてきますよ
第31条【 正しい自分から、楽しい自分へ 】まとめ
「~すべき・~ねばならない」 の世界観で
生きようとすると、肩がこってくる。
そして 競争と嫉み の泥沼にはまっていく。
「~したい・~してあげたい」という世界観で
生きることで、創造のステージ へ躍り出ることができる!
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