通院日、サインバルタを処方されるの巻。 | W.D.の日記

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今日は通院日でした。

ところで、何度か「アナフラニール効くわ~・・・」という

内容のエントリをアップしたと思います。

しかし、このアナフラニールは病院で処方されたものでは

なくて、個人輸入で購入したものなのです。

確か、一錠あたり30円ぐらいの価格で輸入しました。

んで、まぁ、それが割かし効くもんですから、思い切って


「ゾロフトからアナフラニールに変更してもらえませんか?」


と医師に言おうと思って、今日は病院に行きました。

っていうかねぇ、僕が行ってる病院、マジで患者さんが

増えてるわ(-_-;)

最初、通い出したころは、受付に診察券渡したら5分か10分で

診察室に呼ばれてたもん。じゃあ、今日はどれくらい時間が

掛かったかというと、おおよそ40分でした。

それだけ、疲弊しとる人が多いということなんでしょう。



さて、診察室に呼ばれたら、

「アナフラニール50㎎で調子が良いから、それに

変更してください」と婉曲的に主張しました。

「50㎎飲んだら、めっちゃ効いてるんですよ~」みたいな感じで

色々言いました。

しかしながら、医師は何か気が進まない感じ。

これも前に書きましたけど、僕の主治医は三環系を処方し、

躁転を招いた経験が何度かあるらしいのです。だから、

「うーん・・・それで変に元気になったりとかしてない?」

という感じで躁状態になってはいないかどうか、

探りを入れる質問をしてきました。



僕自身、躁状態になっているような気は全く有りません。

あくまでも、主観でしかないので躁状態か否かは

僕には判別できませんが。

でも、以前より朝は元気になった気がしていたので

「朝は元気です。でも、夕方はぐったりしています。」と

言っておきました。で、精神的な活力が湧くというか、

むしろ思考力のキレが無くなっている感覚が結構あるので、

「躁状態を起こすというよりは、むしろ鎮静的に働いていると

思います」という事も言っておきました。



しかし・・・アナフラニールに変更は無し。ま、これは、僕が

「口がめっちゃ渇いてます」と言ったからでしょう。

それで、代わりに、サインバルタが処方されました。



サインバルタはノルアドレナリン(NA)とセロトニン(5-HT)の取り込みを

阻害する薬です。僕が調べた薬物プロフィールでは、その

阻害力は以下の通り。(数値の単位はnM(濃度の単位)で、

これが小さいほど、阻害する力が強いということを示す。

つまり低い濃度でトランスポーターをふさげる⇒強いということ。)


サインバルタ⇒NA:5-HT=7.5:0.8

アナフラニール ⇒NA:5-HT=1以下:0.21


これを見ると、サインバルタはノルアドレナリンも

セロトニンも強力に取り込み阻害をするようですね。


一方、アナフラニールは・・・1以下という数値は、アナフラニールの

代謝物(体内で化学処理されたもの)が持つ阻害力です。ナマの

アナフラニールは45という数値のようです。ま、アナフラニールの

場合は、サインバルタに比して、セロトニン、ノルアドレナリン

共に強く阻害するみたい。


でも、kyupin先生のデータでは、

「サインバルタはセロトニン優位の薬で、アナフラニールは

ノルアドレナリン優位の薬だ」と書かれています。たぶん、

プロの考察の方が正しいでしょうね。ま、どうなるかは、

飲んでからのお楽しみちゅうこうとで☆。