なんか、よくは知りませんが、ビッグコミック系の
マンガ雑誌に掲載されている「美味しんぼ」に、
福島での放射性物質汚染に関する誤った
認識を助長するような描写が有ったとかで
ちょっとした騒ぎになっているみたいですね。
元町長が放射線の影響で、よく鼻血が出る
ようになったとか・・・そんな感じ?
放射線障害については、よく知らないですが、
強い放射線を浴びると、活発に細胞分裂が
行なわれている組織に対して真っ先に症状が
現れると記憶しています。
だから、強い放射線を浴びると、
・髪が抜ける(毛根・・・毛母細胞ですね)
・下痢(腸管上皮の細胞分裂は活発)
・皮下出血(皮膚細胞への傷害)
とかが起こるんじゃなかったっけ???
ほんで、あんまり高い線量を浴びてしまうと、
造血幹細胞がダメになって貧血、免疫不全とか。
ただし、上に書いた症状は急性的な放射線障害であり、
元町長は未だに鼻血が出やすいようです。
んー・・・慢性の放射線障害に毛細血管からの
「易出血性」なんてあるんでしょうか・・・という事で、
検索!検索!
「放射線障害 出血」で検索したら以下のサイトが
ヒットしました↓↓
http://www.remnet.jp/lecture/forum/sh08_01.html
サイトの運営は公益財団法人原子力安全研究協会
という財団法人が行っているらしいです。情報に
関しては信頼して良さそうです。
それで、書かれていた内容をコピペしますと、
全身被ばく後1~2ヵ月の時期をいい、線量に応じて種々の
症候群が発症します。主な症状は出血傾向、感染症による
発熱、下痢、下血および皮膚の紅斑、湿疹、糜爛、潰瘍等です。
とのこと。
つまり、被爆してから1~2か月後になると「出血しやすい」という
状態になるようです。ここで重要なのは、
「なんで出血しやすくなるか?」という事でしょう。
その原因は、「放射線により骨髄の造血幹細胞が
損傷を受けたから」と言えます。造血幹細胞が放射線に
よって機能不全になると、血を固める血小板が減少し、
出血しやすくなります。
しかしながら、造血幹細胞が損傷を受けた場合、減少するのは
血小板だけではないんですよねー。赤血球や白血球も
減少します。
赤血球が減ったら・・・何が起こるんですかね(-_-;)
血中の酸素量が減って、息苦しくなったり????
白血球の減少が引き起こすのは、免疫力の低下です。
つまり、すぐカゼを引いたり、カゼが治りにくかったり、
そのような症状が出てくるはず。・・・元町長、免疫力の
低下は実感してらっしゃるのかな????もしも、そうだと
答えるのなら、彼の鼻血の原因は放射線じゃないかな。
でも・・・前述したような症状が現れた場合、即治療開始と
なるはずなんだけど。。。そして、被爆したのが低線量なら、
治療によって回復するみたいです。
元町長、今でも鼻血が出るってことは、
治療してないのかしら?????
易出血性が改善されていないということは、貧血や免疫力の
低下も改善されていないと思うんだけど・・・。
もしも、元町長が未だに「貧血だし、すぐにカゼを引く」と
言っているなら放射線障害じゃないかなぁ。だけど、
「別に貧血もないし、普通に元気」というなら、その
鼻血は・・・思い込みじゃないすかね(笑)