[30日 ロイター] -
豪 日本時間11 前日比 % 始値
時35分
S&P/ASX 5,444.100 - 13.3 - 0.2 5,457.5
200指数 99 5 00
前営業日終値 5,457.499
30日昼のシドニー株式市場の株価は3営業日続落。
原油と金属の
相場下落が鉱業株とエネルギー株に打撃となった。
S&P/ASX200指数 は日本時間11時35分時点で
13.399ポイント(0.25%)安の5444.100。前日は0
.1%安。
豪エネルギー株指数 は1.7%下げ、3日続落となってい
る。
IGマーケッツの市場ストラテジスト、エバン・ルーカス氏は「石
油輸出国機構(OPEC)関連で今夜起きることはかなり興味深いもの
になるだろう。
ブレント価格は合意の可能性が低いことを示している」と語った。
29日の原油相場は約4%急落。
OPECは30日の総会で減産合
意を目指すが、イランとイラクがサウジアラビアと対立している。
石油・ガス生産大手ウッドサイド・ペトロリアム がS&P
/ASX200指数の足を引っ張っているほか、パプアニューギニアの
同業オイル・サーチ は2週間ぶり安値を付けた。
鉱業株指数 は一時3%安。
S&P/ASX200指数を最
も圧迫している。
銅、鉛、亜鉛は29日にそれぞれ売り込まれた。
米大統領選後の相
場上昇が行き過ぎたとの見方が背景。
一方、中国の取引所が投機的取引
の抑制策を講じたことで、鉄や鉄鉱石の相場上昇は抑えられた。
鉱業大手のBHPビリトン とリオ・ティント はそ
れぞれ3%超下落。
鉄鉱石生産大手フォーテスキュー・メタルズ・グル
ープ は一時5.3%安と、日中としては3週間ぶりの大幅下落
を記録した。