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パブリックコメントご協力お願いします☆

ペット大国日本の責任!―いのちがおしえてくれたこと/藤村 晃子

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環境省では動物愛護に関するパブリックコメントがはじまっています。
こちらにアクセス&皆様のご協力をお願いします。

過去に掲載した要望書は、完璧とはいかなくても、
ある一定の成果を得られたので、一旦終了させることに致しました。

動いてくださった皆様、また行政の方には心から感謝申し上げます。

先程、電車で書いた前出のブログで、
動物愛護団体についても安楽死した数と
その内容を求める事をパブリックコメントの意見としてあげることを
伝えましたが、もう少しなぜなのか、
詳しくお話ししますと、私が学生の時に見た記事に発端があります。

それは、1994年7月14日
週刊新潮のP134P~P138に掲載されている内容でした。


その記事は、当時の私にはとても衝撃的でした。

タイトルは「犬一万匹薬殺○○協会」と書かれていたのです。
その記事は今でも手元に保存しています。

捨て犬、捨て猫の保護だけではなく、
実験用動物や野犬収容所の犬達にも救いの手を差し伸べ~
が、その一方、多い時には年間一万匹を密かに薬殺していた。

年間でいうと、ハムスター、アヒル、犬、猫 うさぎ 
合計7068匹を収容

うち里親が見つかったのは、
合計152匹他は安楽死

と書いてあります。
(一部省略)

雑誌の記事なので、信じるか信じないかは、
それを読んだ人次第だし、それを信じろなんて押し付ける気は、
毛頭ないし、それが正しいか、間違っているかを論じる気もありません。

もちろん、その時代背景もあることでしょう。


ただ、私が一番、心苦しかった部分は、

兵庫県西宮市の郊外のセンターで起きたらしいのですが、
女性の証言でした。

「私が会員になったのは、全国組織だし、
○○がおられるので、間違いない団体だと思ったからです。
私は、会員になる前から保健所に集められた動物達のひどい扱いや、
実験用動物として払い下げられる事などに抗議することをやってきていました。」

こうした活動に発展ができると入会した会員は、こう続けています。

「実際には、実験用の動物の廃止と野良犬、
野良猫の保護をおこなっているものばかりだと。」

ところが全く驚くべき事は、動物の生命を大切にするどころか、
集められたり持ち込まれた犬、猫達を薬殺することが
主な仕事だったのですと証言しています。

また、
「私もせっせと運びました。中には元気でかわいい子もいるので、
”この子はもうすこし、置いてくださいませんか?”というと、
ちゃんと安楽死させられないのは動物愛護の精神が足りないからだ”
とすごい剣幕でしかられる。一切の殺処分について
意義をはさむことはまかりならんということ」

また、「それもこれも、安楽死こそ動物愛護、
いかに早く死なせてあげることが、動物達の為になるか
神様のもとにかえしてあげることが哀れな動物達にとって
最良の方法と信じ込まさせられた。」


などなど、記事全部は書けませんが、記事によるとバブルの時は、
年間1万匹を超えた年が2、3年続いた。

多い時には、一日100匹とまではいかなくても
5、60匹を薬殺。

可哀想という感覚も通り越していたと記載されています。

当時の副支部長という担当にあったMSさんという方は、

「ここに運ばれて来た動物達は、ちゃんとした扱いを受けて
幸せの絶頂で死なせてあげるのです。もちろん安楽死が最高の
やり方とは思っていませんし、地方によっては、大規模な去勢、
不妊手術を行って効果をあげているところもあります・・・」と。


当時の記者は、開き直りとも取れる堂々たるものいいと評しています。

また、中には、入会と同時に一種の
マインドコントロールをされてしまう。

とも発言した事が書かれていました。

正直、上記の場合は、数の多さといい、その思想といい、受け入れ難い感覚ではありますが、


愛護団体をやる上で、きれいな話ばかりではないと思います。

重篤な動物にあえて、安楽死を行う事も有るでしょう。

私も動物病院で働いていたときは、安楽死を経験いたしました。
それは、瀕死の状態で運ばれた動物に対してでした。
それでも年間1、2頭でしたが。
今でもそのときの記憶を思い出すだけで、
心が苦しくなります。


でも、あえて私は、動物保護団体、愛護団体をもっと
信頼される為にも、こうした安楽死をしている場合、事実を
公表することは必要なのではないかと?

また、なぜ、安楽死しているのか?
どのような場合からしたのか?なども明らかにすべきだと思います。

これは寄付する側にとっても有益な情報であり、
ボランティアに入ったけど、思った事と全然違うという
トラブルも避けられると思うのです。

私は多くの愛護団体の活動に(残念ながら上記の団体のような所は受け入れ難いです)
敬意を表していますし、尊敬もしています。

本当に助けている素晴らしい方もたくさんいます。

また、誤解されるといけないので、
書いておきますが、これは、愛護とは、
全く別の観点ですが、

ペットショップや、動物実験についても、
どの程度動物が亡くなっているのか?

明らかにできる社会であって欲しい。

その上で動物達が、本当に守られている事が
実感できる世の中になって欲しいと心から思います。

どうか、パブリックコメントのご協力を皆様宜しくお願いします。

他、動物取り扱いについては以下をご参照下さい。

まずは蛇口を締めることが大切ですね。

NipponSPCA