感動 | もうひと花咲かせます

もうひと花咲かせます

『妻が夫を捨てるとき』の花子と息子吾郎の
その後・・・のおはなし

「髪の毛切りたい。

ここがのびてるから、うっとおしいんだよね。」



「だいぶモッサリしてるもんね。

ねぇ・・・もう、吾郎ひとりで床屋さんに行けるんじゃない?」



「うん。行けるよ。」



床屋さんは、歩いて1分くらいのところ。

ここに引っ越してきた頃から通ってるので、もう3年くらいになる。

常連だから、「いつもどおりで。」で通用する。



自分で行く・・・と言った日から、すでに1週間が経過。



「床屋さん、行かなかったの?」



って、毎日聞くんだけど。



「今日は、友達と遊んでたから行けなかった。」



とか、



「今日は、宿題が終わらなくて行けなかった。」



とか、



「雨が降りそうだったから、行くのやめた。」



とか。



なんだかんだ言い訳をして、なかなか行かない。

やっぱり、ひとりじゃ無理なのかなぁ・・・




「お母さんが仕事から帰って家に入ったとき、もし吾郎の髪の毛が短くなってたら、お母さんめっちゃ感動するやろうな~~。」



って言ってみた。



「行きなさい!」っていうよりも、効果あると思って( ´艸`)




「わかった。じゃあ、明日行ってくる。

お母さんをびっくりさせてやるよ。」




そう言った日から、すでに3日経った今日。

家に入ったら、吾郎の髪の毛が短くなってた!!!




「いやんラブラブ自分で行ってきたん?

すごいやん。

ひとりで行けたやん。

お母さん、めっちゃ感動やん(≧▽≦)」




って言ったら、うれしかったんやろうね~

今夜は、吾郎のおしゃべりが止まらん止まらん(笑)




またひとつ、自分でできることが増えたね(^-^)




よその子は、もうとっくにそんなのできるようになってるんかもしれんけど。

うちは、こんな調子。

のんびりかもしれんけど、ひとつずつ、いろんなことができるようになってる。

なんだかうれしいね。



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