海岸列車に乗る!江原道1泊2日の旅2日目!
朝日が見れたらと思って海沿いのオーシャンビューの宿泊施設を選んだにも関わらず、この日もあいにくの曇り。
でも、気を取り直してまずは朝ごはん。
ホテルの近くにある「パダマウル」というお店に入りました。このお店は「コムチグク(곰치국)」で有名で、TVでも紹介されたようです。
「コムチグク(곰치국)」のコムチとはウツボのこと。ウツボのスープです。
長く漬けたキムチと一緒に煮たスープで、見た目よりも辛くなくて日本人の口にも合います。ウツボの身は冷凍して料理には使えないそうで、その日に捕れたものを使って料理するのでいつでも新鮮なウツボスープを食べることができるそうです。
コラーゲンたっぷりな感じでプルプルしていて不思議な食感でした。水揚げされた新鮮なものなので値段も少しお高め(朝ごはんとして)。1人前15,000ウォンでした。
このお店ででてきたバンチャンはこちら。
コンナムル
おでん
唐辛子の漬物
ワカメ
トラジときゅうりの漬物
朝食を済ませて、今回の旅行のメインイベントである海岸列車に乗りに行きました。三陟海岸駅から乗車しました。三陟海岸駅は無人駅で、しかもここから乗る乗客は私たちだけでした。
三陟海岸駅の駅舎
海岸列車がホームに入ってきた様子
私たちは1号車に乗り込みました(ホームページで事前に予約)。
1号車の車内、客席
1号車の案内(出所:海外列車ホームページ)
車体の側面が大きなガラスになっていて、椅子も窓側に向いていて外が見えるようになっています。
子どもたちが外を見ている様子
動画撮影中(笑)
車内イベントもあり、携帯電話でメールを送るとリクエストした曲を流してくれたりします。あいにくのお天気だったのですが、海を見ながらの電車の旅を楽しむことができました。
到着は正東津(정동진)駅です。海に一番近い駅だそうです。
正東津駅
正東津は朝日を見る場所としても有名で、元旦の朝は大勢の人たちが初日の出を見に訪れるそうです。
駅のホームには日の出の時間が表示されている案内板もありました。
2016年4月10日(日)の日の出の時間
正東津から江陵まではタクシーで移動しました。当初、バスを利用する予定だった(所要時間1時間)のですが、人数が多かったのでタクシー代を割り勘しても1人当たり5,000ウォン程度だったのでタクシーの運転手さんと交渉してタクシーに乗りました。(所要時間約20分、タクシー代約20,000ウォン)
江陵での目的は鏡浦台(경포대)の桜を見ることでした。ちょうど鏡浦台桜祭り(경포대 벚꽃축제)が行われていた時期でした。
ちょうど満開の時だったので思う存分、桜見物&写真を撮るのを楽しみました。ちょうど1か月前ですが、桜の写真を見ると桜が恋しくなりますね^^;;
桜見物をして、鏡浦台から歩いて約20分ほどの所にある「草堂スンドゥブ村」にお昼ご飯を食べに向かいました。行こうと思っていたお店が大混雑していたので(70組以上が待っていた)別のお店を探してすぐに入れる所に行きました。
ソナムチプ(소나무집)というお店。10分ほど待つと席が空いたので待っている間に選んだメニューを注文。
こちらがバンチャン(おかず)です。
7種類のバンチャン
そして、メインの海鮮チャンポンスンドゥブ鍋(해물짱뽕순두부전골)はこちら!(4人前)
ムール貝、チュクミ、エビ、イカなど様々な海鮮そして、スンドゥブ(純豆腐)がたっぷりと入っていました!見た目通りにちょっと(?)辛いですw でも海鮮の出汁が出ていてピリッとする辛さが病みつきになりました。外が少し寒かったので体が温まりました。
昼食を済ませてソウルに戻る前に江陵の有名観光地である「烏竹軒(오죽헌)」に行きました。
朝鮮時代の学者である栗谷・李珥(ユルコク・イイ)と関連して有名になった江陵地域の代表的な遺跡地です。烏竹軒は朝鮮時代初期の建築物で、建築史跡の面において重要性を認められて1963年に宝物第165号に指定されました。この夢龍室で栗谷・李珥が生まれたとされています。-韓国観光公社ホームページより
栗谷・李珥(ユルコク・イイ)とはこの方。
どこかで見たことがあるかも?と思った方は1,000ウォン札を確認してみてください(笑)。
そして彼のお母さんである師任堂(サイムダン)とはこの方。
どこかで見たことがあるかも?と思った方は50,000ウォン札を確認してみてください(笑)。
ソン・スンホンとイ・ヨンエ主演ドラマがもう少しで始まりますね。
烏竹軒を30分ほど見学してまたタクシーに乗って江陵高速バスターミナルに行き、ソウルまで戻ってきました。
お天気が良くなかったこと、ソウル⇔江原道の移動が渋滞したことが残念でしたが、三陟での貝焼きBBQ、海岸列車、鏡浦台の桜、草堂スンドゥブ村での海鮮チャンポンスンドクブ鍋、そして江陵随一の有名観光地の見学と1泊2日で盛りだくさんの旅でした!
鏡浦台の桜は数年前から今年こそは見に行くぞ!と思っていながら行けてなかったので今回、桜の時期に合わせて行くことができて本当に良かったです。
海岸列車もまたお天気の良い日に乗りに行ってみようと思います♪
前回の海外列車の旅の様子はこちらをどうぞ。
2014年05月23日(金) 江原道「海岸列車」の旅①【海岸列車に乗車】
2014年05月24日(土) 江原道「海岸列車」の旅②【昼食は魚づくし】
2014年05月25日(日) 江原道「海岸列車」の旅③【墨湖の壁画村】
パダマウル(바다마을)
住所:江原道 三陟市 葛川洞 三陟강원도 삼척시 갈천동 14-4 삼척테마타운 3동 102호
電話番号:033-572-5559
NAVER地図(韓国語)
お店の外観
メニュー
海岸列車(바다열차)
料金:大人(特室)15,000ウォン(2016年6月1日以降、16,000ウォンに値上がり)
ホームページ:http://www.seatrain.co.kr/(韓国語)
運行時間:http://www.seatrain.co.kr/Information/default.asp?PageURL=TIME&MID_CA=TIME(韓国語)
鏡浦台桜祭り(경포대 벚꽃축제)
場所:江原道 江陵市 鏡浦路 365 (강원도 강릉시 경포로 365)
開催期間:2016年4月5日(火)~4月11日(月)
ホームページ:http://www.gpfestival.kr/(韓国語)
ソナムチプ(소나무집)
住所:江原道 江陵市 草堂スンドゥブキル 95-5(강원도 강릉시 초당순두부길 95-5)
電話番号:033-651-1356
ホームページ:http://sonamu.koreanweb.kr/(韓国語)
NAVER地図(韓国語)
烏竹軒(오죽헌)
住所:江原道 江陵市 栗谷路 3139番キル24(강원도 강릉시 율곡로3139번길 24)
ホームページ:https://ojukheon.gangneung.go.kr/museum/main.jsp(韓国語)
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