空腹のネペンテス(クロネコキューブ・部屋型) | 放浪カモメはどこまでも

放浪カモメはどこまでも

暇人の暇人による暇人のための暇ブログ!!

 

クロネコキューブさんの公演

「空腹のネペンテス」について書きます。

 

内容はというと、、

 

昔の友人から『助けてくれ』

というメールが届いた
 

あなたたちは、急いで彼の家に向かったが

彼は死に絶えていた。

 

人を呼ぶため家から出ようしたが

入ってきたはずのドアがなぜか開かない。

 

混乱するあなたたちの中の一人が
死んだ彼に似た口調で語りかけてくる。

「俺はもう助からない。

俺みたいになる前に、

この家から逃げるんだ。」

 

そんな感じの内容です。

 

季節の風物詩とでもいうんでしょうか。

最近ホラー系の新作公演が

ちらほらと増えつつありますね。

 

本公演も多少のホラー要素を

含むようです。

 

ビビリ界のガチ勢である私でも

「多少のホラー」なら頑張れる!!

 

そんな淡い希望をポケットに握り締め

甲南山手の住宅街をおそるおそる歩く。

 

ちなみにネペンテスとはウツボカヅラの

一種のことをいうみたいです。

 

魅惑的な香りに惹かれ食虫植物に

捕食される虫のように、

謎に惹かれるがまま、失敗の道を

進んでしまうのか。

 

とりあえず恐怖に負けず頑張ってみよー

 

そんな感じでゲームスタートです。

 

多少のホラーといった通り、

そこまで怖くない感じで始まります。

 

「これなら行ける!!」と

恐怖に縮こまることなくスムーズに

謎を進めていきます。

 

謎の種類も豊富でギミックも様々な種類が

あり解いていて楽しかったです。

 

クロネコスタッフさん製作であろう

数々のギミックも何度も公演を経て得た

微妙な使用感が公演の雰囲気と

マッチして良い味を出してきます。

 

でもそこまで怖くない、怖くない、、、

 

と思っていたら、明らかに

ホラー的イベントに差し掛かることに。

 

周りをみると二の足を踏んでいる様な

停滞モード。

 

「じゃあ、おいどんが・・・・」と言うと

どうぞどうぞと推す、激しいチキン回。

 

どこのダチョウ倶楽部だ、、と頑張るビビリ。

 

そんな頑張りの甲斐もあってか、

転がりながらも何とか最終ステージへ・・・。

 

ここまで進んできて思ったことは

結構ステージの数が多い公演でした。

正確にいえば多く細かい公演ですね。

 

色々なことをして情報量も結構多め。

 

だからどんな展開が待ってるのかと

結構期待して進めてました。

 

そしてそしてのラスボス大謎。。

 

今までのストーリーと伏線が有機的に融和し

芸術的な最後が待ち受けていると思いきや、、、

 

ちょいと拍子抜けするようなものでした。

 

伏線はあったはあったのですが、

それまでの色々なアイテムや情報が

投げっぱなしで勿体無いなーと思いました。

 

蛇足感があるような気が。。

 

そんな感じで最後にむむぅと思いましたが

公演としてはボリュームのある問題に

豊富なギミックなど、とても面白かったと

思います。

 

恐怖もそこまで無かったしね。

 

そんなこんなで

 

ほどほど震えながら、

 

いそいそ解きながら、、

 

脱出、、

 

(半成功?半失敗?)

 

失敗でいいかー。

 

満足度は64点。

 

① オリジナル性     ★★★☆☆

② バランス        ★★★☆☆

③ 進行          ★★★★☆

④ 大謎          ★★☆☆☆

⑤ 豊富なステージ    ★★★★☆

 

そこまで怖くない公演だったので

二の足を踏んでいる謎好きはぜひぜひ。

 

この公演の個人的なイメージソング

 

THE BACK HORN/閉ざされた世界