エイリアン研究所からの脱出(SCRAP・部屋型) | 放浪カモメはどこまでも

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SCRAPの部屋型公演
「エイリアン研究所からの脱出」
について書きます。

内容はというと、、

あなたは、世界で初めてエイリアンを
捕獲したという研究所に来ていた。

安全かと思われていた見学ツアー、
しかし突如として警報が鳴り響く。

「緊急警報、研究所のエイリアンが意識を取り戻し、
攻撃を始めています。至急研究所から脱出してください!」

壁一枚向こうからは、悲鳴と衝撃音が聞こえる...。
絶体絶命の状況。

そこに、一本の通信が入る。
「こちらリドリー、生存者はいますか!?」

どうやら唯一の希望は、この通信システムのようだ。

あなたはリドリーと協力し、
この研究所から脱出することができるだろうか?



みたいな内容です。


このゲームはリアル脱出ゲームでなく
リアル通信ゲームと銘打たれたもので
「通信」を主体とした脱出ゲームでした。


HPの説明にもあるように、
リドリーなる人物と協力し合い、
物語を進めるかたちとなります。


ここで少し、脱線するかたちになりますが、
時間制限のある脱出ゲームにおいて、

よく重要と言われることが2つあります。

それは情報共有と役割分担。


情報共有は進捗状況や解法や気付きを
お互いに共有し合うと勧めやすいです。

そして役割分担ですが、
問題や探索はもちろんのことですが、

もう一つ大事なものとして「まとめ役」
というものがあります。

それは全体のペースであったり、
手の空いてる人に問題を降ったり、
時には、全体の流れを整理したりとかします。

あとは、ミスリードをしない様に
全体の流れに違和感なく
進んでいるかも注意する。

そんな、まとめ役は論理や閃きの力でなく
経験値が多い人に任せるのが1番という考えの私。


そんな私は、経験者がいるときは、
謎を解きながらサポート、

初心者やミスリードしそうな感じの中級者
がいたときは、そっとまとめ役ポジションに
入るようにしています。


話を戻して、今回の脱出ゲームですが、

部屋タイプのため10人チームです。


そのうち、10分の5人が
同じチームだったみたいで、
経験者っぽい雰囲気あったので、
その人ら中心で進めていけばいいなー、
と思って情報、答えを
どんどん投げて進めていくことにします。


最初はオーソードックスな
謎解きから始まりますが、
徐々に「リアル通信ゲーム」の
要素が絡み出します。


私がこの脱出ゲームを
楽しめたのはここまででした。

というのも、
通信という1対1で話す性質上、
10人もいるとアホみたいに手が余ります。

普通のリアル脱出ゲームは
複数の作業があり手が分散するため、
10人がそれぞれにわかれ
いい感じで進みますが、
これはリアル通信ゲーム。。


まとめ役の人は多分、楽しいと思いますが、
探索組や謎解き組は野次馬と化します。

ここで上手いまとめ役だと、
現在の状況と問題と、それに対しての対策
などを全員で考るよう共有するのですが、


今回は10人中の5人組で
共有しています、クソッタレ。。


残りの5人は宙ぶらりんのままも、
ところどころで閃き、
そしてところどころで立ち尽くしてました。


なんと言いますか、

通信ゲーム自体は面白いと思います。


ただそれに特化しすぎると、バランスが
悪くなります。

パズルルーム2くらいの割合が
ちょうどいいと思いました。



そんなわけで、

徒然なるままに


脱出、、、


一応成功、、、、


満足度は52点


① オリジナル性   ★★★★☆

② バランス     ★☆☆☆☆

③ 進行       ★★★★☆

④ 大謎       ★★★☆☆

⑤ 通信システム   ★☆☆☆☆


情報共有をそれぞれが心掛ければ
楽しい公演かもしれないですね、

興味のある方はぜひ。


この物語の個人的イメージソング
ELLEGARDEN/モンスター