先日仕事の帰りに、初台の改札を入ってホームに行く階段を降りていた時、ちょうど下り方面に電車が入ってきた影響でものすごい強風が吹いてきました。
向かい風のためメガネが強い力で押され、壊れるんじゃないかと思ったほどで(笑)、ちょっと苦しくなり「うー窒息死しそう」と大袈裟に冗談を言おうと思った瞬間、本当に足が動かなくなってよろけて、一緒にいたチェロの友達につかまって支えられていました。
無事に階段を降りきった後、一人で爆笑しすぎ、
「そこウケるとこじゃないから!もっとしっかりご飯食べなさい!」
と、友達に怒られる始末・・・。
「あんな風にふらつかないカラダ作りした方がいいよ」
しばらくあの階段トラウマになりそうです(苦笑)
「私一人だったらどうなってたんだろう」
と心配していたら、
「後ろに(チェロの)Sさんがいて、(ふら~ってよろけてた時)アワアワしてたけどもし私がいなかったら助けてくれてたと思うよ、大丈夫」
ちなみに私の母は(誰も信じてくれないらしいですが)、台風に数メートル飛ばされたことがあるそうです。
さて、昨晩はコントラバス奏者の徳高宏行さんのリサイタルを聴きに行ってきました。共演者はピアニストの美樹ちゃんと、チェリストの辰紀さん。コンサートの前に、最近お気に入りのカフェで腹ごしらえ。
アメリカンバーガー★
ふじ「もれなく歯にゴマが挟まります」
美味しかった~
プログラムは、
★クーセヴィツキー:小さなワルツ
★ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
★ルイジ・ネーグリ:リゴレット奇想曲
★ピアッティ:トロヴァトーレの思い出
★ボッテジーニ:チェリート幻想曲
★ボッテジーニ:清教徒による二重協奏曲
という、とても魅力的なプログラム。
ピアッティの「トロヴァトーレの思い出」はチェロの為の作品で、超絶技巧あり歌ありの素敵な曲でした。辰紀さんのスマートで余裕そうな(に見えてしまう)演奏がとても素晴らしかったです
一晩でコントラバスによるオペラファンタジーの世界をたっぷり堪能できる楽しいコンサートでした
終演後はもちろん会いに・・・
辰紀さんと美樹ちゃんの衣装が新郎新婦のよう(笑)
実はこの写真、七分袖から出ているはずの私の右手が写ってない
心霊写真?それとも後ろにやっていた腕の、たまたま袖口から下だけが隠れてしまったのか?
右手を怪我する前兆だったらどうしよう
怖い~~
心配性な私は、今日はビクビクしながら、東京タワー近くのスタジオまで行ってきます。