被災地への想い | 風雨天の寅之助が辛口でぶった斬る~今日のタイガース~

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週の金曜日に大地震と大津波が東北を襲って以来、ブログの更新する気持ちに全くなれなかった。


多くのブロガーさんが書かれているように、節電も募金もできる限りの協力はしてきたが、百人単位で報道される亡くなった方の数を知らさせると、胸と心が切り裂かれる思いだ。


自然の力を思い知らされた。自分の無力を思い知らされた。家がいとも簡単に濁流に飲み込まれ、この世の出来事とは思えなかった。


各テレビ局の報道の仕方はあれで良いのか? どこの放送局も同じような内容をしている。もっと他に何かできないのか、と思う。例えば、ヘリを使って現地に入る前に、被災者の皆さんから、「情報が入らない」という声は聞いていたはずだ。ならばヘリに出切る限りの携帯ラジオを積んで運んでやろうという発想はできないものなのか?


こんな時こそ各放送局が協力する体制が取れないものか? 報道各社が同じ内容するくらいならもっと他にできることがあるように思う。現地の状況を伝えることも大事だが、もっと大事なことがあるはずだ。


16年前の神戸の時も大阪はかなり揺れた。揺れた瞬間、気づいたら3歳の娘と1歳の息子に覆いかぶさっていた。神戸が大変なことになった。神戸の友人に渡すため大阪から水を運んだ。


今回は広範囲にわたっての被害であり、そのあたりの支援もままならない。


ダルビッシュが言っていた。


「ボールを投げたり、バットを振り回したりしている場合じゃない」


その通りだと思う。電気供給も制限され、未だ発見されない身内を心配している被災地の皆さんを思うと、開幕も遅らせるべきだと思う。ナイターで多くの電気量を消耗している場合ではない。


20日に予定していた企画は中止とさせていただきます。


最後になりましたが、被災地の皆様へ心よりお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。