『20世紀少年』@日劇 | 映画な日々。読書な日々。

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20世紀少年

ロックスターを目指していたが、今は実家のコンビニを継ぎ、失踪した姉の子供を育てているケンヂ。同窓会で会った旧友から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト教団が、ケンヂが子供時代に作った「よげんの書」とそっくりの怪しい事件を起こしていることを聞く。その後、仲間の1人だったドンキーが殺され、事件の謎を解こうとケンヂは立ち上がる。しかし、「ともだち」によって、テロリストの汚名を着せられてしまい…。[上映時間:142分]


評判が微妙だったのでどうかなーと思って観に行ったのですが、結果、ストーリー的には面白かったです。ただね、3部作とわかってはいましたけど、to be continuedで終わるのってアリ??完結しないのは良いとしても、明らかに連ドラみたいに続くって感じで終わっちゃったんですけどーーー。


ちなみに原作未読での鑑賞です。


1969年、翌年に大阪万博を控え、人類が初めて月に降り立った年。その夏、小学生のケンヂは、同級生のオッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオ、モンちゃん、ケロヨン、ドンキー、フクベエといった仲間たちと空き地の原っぱに秘密基地を作った。


秘密の遊びのひとつとして、悪の組織、世界征服、人類滅亡計画、それを阻止する正義の味方など、数々の空想を膨らませて「よげんの書」を書く。


1997年、ケンヂはロックスターになる夢を諦め、失踪した姉キリコの赤ん坊カンナの面倒を見ながら、コンビニ経営をしていた。しかし平凡なケンヂの日常に変化が訪れる。


しぶしぶ参加した小学校の同窓会。ほとんど誰が誰だかわからない状態の中、周りはケンヂに話かけてくる。そこで「ともだち」と呼ばれる教祖が率いる教団の話、そして子供の頃、ケンヂが作った「よげんの書」に書いたものとそっくりの事件を起きていることを聞く。「よげんの書」の存在自体覚えていないケンヂだったが、かつての同級生ドンキーが殺され、そして「よげんの書」に書かれた通りの事件が次々と起こっていく。事件は「ともだち」の仕業なのか?「ともだち」はいったい誰なのか?「よげんの書」どおりに人類は滅亡してしまうのか?


2000年12月31日、「よげんの書」に書かれた人類が滅亡する”その日”。

ケンヂは世界を救うために立ち上がる。


いやー、まずキャストが超豪華。主役級がずらりですからね。この人をこんなチョイ役で使ったっていいのー?っって感じ。


「20せいきのおわりに、悪のそしきがせかいせいふくにうごきだしました。」

「原子りょくきょだいロボット!!さいきんをばらまきながらはかいのかぎりをつくす!!はたして21せいきはくるのでしょうか!!」


今回の1部で描かれているのはこの部分です。

ケンヂたちが子供の頃作った「ともだち」のシンボルマーク。そのシンボルマークを掲げた「ともだち」率いる謎の教団。


「よげんの書」は本当子供の頃に遊び心で書いたお話なんですよね。悪の組織が細菌兵器を作り出して世界中にばらまく。その場所だってその当時家の近くにあったお店の名前から取っただけ。ロンドン、サンフランシスコ・・・。そして羽田空港の爆破。


まさかあんな子供が遊びで書いた話が現実になるなんて。ありえないんですよ。ありえないけど「よげんの書」通りに次々と事件は起きる。「ともだち」は子供の頃ケンヂたちが書いた「よげんの書」の内容を知っている人間。いったい誰なの~?という感じなんですよ。


豪華キャストを使ってくれてるおかげで、登場人物の多さには耐えられるのですが、それでもやっぱりちょっとこんがらがり気味。そして絶対あの同窓会に来てた中に犯人がいるはずなんですよね。だけどわからないのですよ。


このままでは本当に人類は滅亡してしまう。この危機を救えるのは自分達だけ。平凡な生活を送っていたケンヂは悪の組織に対抗するために、世界を救うために、そして自分達の「ともだち」のシンボルマークを奪い返すために、昔の仲間とともに立ち上がります。無謀だとわかってても人間はやらなきゃいけない時がある!と。


本当空港の爆破もそうですし、ケンヂのコンビニがやられちゃう時もそうですけど、そこまでやるか?そしてなんであそこまでできるのか?いろいろ不思議なことだらけです。本当あの仮面をかぶった「ともだち」は誰なわけ?警察をも取り込んでしまっている「ともだち」。本当洗脳って怖いわ。。。


そして人類滅亡の日、2000年12月31日、ケンヂたちは巨大細菌兵器ロボットを使って最近をばらまく「ともだち」に挑みます。そして現れた教祖「ともだち」。お前は一体だれなんだーーー。そしてケンヂが!!あああーーー、というところで終わりです。


ちょっと待ってよ。

これで続きが気にならない人なんていないでしょ。

犯人は誰?

なんでこんなことするの?

ケンヂはどうなったの?


という沢山の????を抱えたまま終わりなのですよ。そしてエンドロールの後に第2章の予告。2009年1月31日まで待てと言っております。


映画を観た後にね、同期の友達が「今20世紀少年にはまってて、漫画を全部読んだ」と。そしてどうしても続きが気になった私、第2章を待ちきれずに犯人を聞いてしまいました。その他のいろいろな???も。先の展開聞いちゃうの反則だよね、反則だけど気になったんだもーん。でもいろいろ聞いてもやっぱり気になることだらけ。漫画読みたくなりました。多分読んじゃいます。


結末知っても映画の第2章、第3章はちゃんと観ますので。。。


日劇にて鑑賞


★★★☆