今日は少しだけ、司法書士的な話。
不動産の売買決済と登記は、
今もなお、司法書士事務所にとって
非常に大きなボリュームを占める業務です。
とはいっても、
昔に比べると、だいぶ変わったとは思います。
流石に今、
うちは過払い金の返還しかやっていない!
という事務所は少ないでしょうが、
成年後見業務のみで、
不動産にしても商業法人にしても
登記業務が殆どゼロという事務所も
珍しくないのが昨今の司法書士事情でございます。
そんな不動産の売買決済と登記、
当日の仕事は意外と少なく、
まさに「段取り八分」
事前準備がすごく大切です。
スムーズに行くかどうかは、
決済当日を待つまでもなく、
前日までにほぼ決まってます(*^ ^*)
そのため、早めに必要書類のアナウンスをし、
大事な書類については写しを確認させてもらう作業をします。
印鑑証明書・住民票・登記済権利証・登記識別情報の類ですね。
まれに、
本当にまれにですが、
年配の不動産業者の方で、
「大丈夫、大丈夫、ちゃんと言ってあるから!」
とか
「俺が見てきたから大丈夫!」
と写しを確認させていただけないケースがあります。
まれにですが。
そういったときほど、
物件の漏れや忘れ物がでるんですよね(^__^;)
これほんと。
登記済権利証の番号がよく分からないケースも含めて、
事前に確認させてくださいね。
私道の持分の漏れなんかも、
事前に確認しておけばほぼ回避できますから(・∀・)
大田区池上 元八百屋の司法書士 小林彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
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